キーボーディスト、脱初心者を目指す

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ライブ 音楽

リハーサル時の注意点 ~キーボーディスト的視点から

2018/02/13

 さて以前「ライブセッティングをスマートに完了させる!」という記事にてライブ当日の流れをざっと説明させて頂きましたが、今回は主にキーボーディストの視点から、その中の「リハーサル」に焦点を絞って記事にしてみたいと思います。
 
 
 まずリハーサルというのは、本番を想定して外の音量(お客さん向け)・ステージ内の音量(演者向け)のバランスを取り、PA側と演者との間で認識を共有することが主な目的です。リハーサルは練習の場ではないということは覚えておいてください。
 
 
 リハ時間は限られているので、自信のない曲を練習がてらみっちりやるというのはおすすめしません。リハ中に確認しなければいけないことは山ほどあります。なので、どの曲をどの程度やるかは事前にメンバーと確認し決めておきましょう。
 
 
 以下、リハーサルの流れをざっと記してみます。
 
 
 

①各パートのリハーサル(キーボード以外)

 PA側で音量のバランスを取るため、スタッフの指示に従って各パートそれぞれ音出しをします。普通はドラムから始まります。キーボードはリズム隊の後、大抵は最後に行うことが多いです。
 
 
 なお、自分のリハ番になるまでは、キーボードの音はPA側で絞っていることが多いので、弾いても音が出ないことがほとんどです(これ何故なんですかね~、いつも疑問に思います。鳴らしてくれていいのにさ!)
 
 
 他パートのリハーサル中は特に何もすることはありませんが、個人的には(無音の状態で)運指の確認とかはよくします。
 
 
 

②いよいよキーボードのリハ番!

 キーボードの番になったら、PAさんの指示に従い、ライブ本番で使う音色は一通り鳴らすようにしましょう。変にかっこつける必要はありませんが、本番でもし踊って演奏するということを想定していれば、リハ時にも踊って演奏しましょう。ちょっと恥ずかしいかもしれませんが、実際に踊ってみて初めて見えてくる注意点とかもあります。
 
 
 自前でミキサーでまとめている場合、ここで各音のバランスを自身で確認・修正します。コーラスも担当する場合はマイクチェックも行います(マイクセッティングはPA側でやってくれます)。 
 
 
 

③バンド全体でのバランス確認

 一通りパート毎のチェックが終わると、バンド全体の音の確認、つまり全員で演奏することになります。その際、モニター・スピーカー(メンバーの音を返してくれるスピーカー)もチェックし、足りないパートの音量を上げてもらったします。
 
 
 例えばピアノ+歌だけで始まるような曲の場合、肝心の歌が聞き取りにくいというのは致命的ですよね。その際は「ボーカル(の音量)をもう少し返して下さい」などと注文します。
 
 
 この “返しの音”が聴こえるかどうかというのは非常に重要で、ここはナーバスになってもいいです。特定の楽器の音量が小さいなど、PAさんに伝えたいことがあれば、どんどんリクエストします。個人的には、自分の中音(なかおと…ステージ上でのバンド演奏音)が聴こえないというのは、真っ暗闇の山道を歩いているがごとしで非常に怖いのです。。実際、何度か経験しています。
 
 
 
 あと、そもそもキーボード専用モニターを常設していないライブハウスも多いので、できれば前日までに確認しておいてください。事前に無いということが分かれば、自前のキーボード・モニター・スピーカーを持参することも視野に入れます。
 
 
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 なお代理モニター・スピーカーとして、その場でクリーン系ギターアンプ等を用意してくれたり、通称「コロガシ」(※ステージ上前面、演者の向きに置いてある、傾きの付いた汎用モニター・スピーカー)で代用してくれるところもあります。
 
 
 ないよりは遥かにマシですが、設置場所が遠くて聴こえづらかったり、自分で細かく作り込んだ音色が変わって聴こえるケースも多いです。やはりキーボード専用のモニタースピーカーが信頼できますね。
 
 
 

まとめ的な

 「鍵盤の音量バランス」、「全体の音量バランス」両方を意識して、ちょっとでも違和感を感じたらPAさんに積極的に相談・提案してみてください。
 
 
 なお個人的には、万が一のために、お守りがてらモニターヘッドフォンをそばに置いておくこともあります。途中で中音が聴こえなくなったら怖いですもんね。
 
 
 あと基本ですが、PAさんにはちゃんとあいさつをし、その日限りかもしれませんが信頼関係を築けるよう心掛けたいですね。PAさんはライブの出来不出来を大きく左右します。いやマジで

 

 

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