家電リユースショップの大手・ハードオフについて ~買取の注意点など
2018/11/28
今回は家電リユースショップの大手・ハードオフを紹介してみますよ! いわゆる「ブックオフ」の家電特化店舗みたいな感じと言ってもいいのですが、家電だけじゃなく楽器、AV機器、ゲーム機、PC、カメラ、腕時計などなど幅広く取り扱っているのが特徴ですね。
ハードオフHP→ https://www.hardoff.co.jp/
全国に887店舗(2017年11月末現在)を構えており、ちょっとした都市圏であれば、近所で実店舗を見かけることもあるでしょう。なお本ブログでの情報は2018年1月現在のものです。最新の情報はHPからご確認ください。
買取の方法
店頭買取
店舗に直接楽器を持ち込んでその場で査定してもらう方法。店舗がご近所にあって、手持ちの家電・電子機器などをすぐに現金化したいケースなどに便利ですね。その場ですぐに査定してくれます。
宅配買取
箱に詰めた荷物を宅配便で送って査定してくれる方法。基本的に送料無料(→着払い)で、必要であれば梱包用の段ボールまで用意してくれます。
■補足(HPより一部抜粋)
・18歳未満及び高校生の方からの買取は対応していない
・企業や会社(法人)からの申込みは対応していない
・箱の大きさは3辺の合計が160cm(25kg以内)まで
出張買取
荷物が大量・重いという人には、車で自宅まで出張買取査定に来てくれるサービスもあります(要事前予約)。ただし店舗によっては本サービスに対応していない場合もあるそうです。この辺りも事前に要確認ですね。
なおいずれの買取方法にしても、本人確認ができるもの(運転免許証、住民基本台帳など。宅配の場合はそのコピーを添付)は必須です。この辺りはHPを隅から隅まで目を通して先に確認しておいてください。
高価買取のコツ
個体の状態(美品なのか否か)によるというのももちろんありますが、ハードオフさんでは取り扱う商品の種類があまりにも多いので、型番(型名)からデータベースをサーチして画一的に値付けをするといったことは行っていないようです(相場を参考程度に見ることはあるかもしれませんが)。
高価買取のポイントは、その時期の「需要」と「供給」のバランスを考慮すること。つまりどんなに状態の良い物でも、同型の中古在庫が大量に余っていると(かつ不人気商品だと)、査定額はどうしても低くなります。逆に、需要が大きく出そうな時期に(かつ品薄になりがちなアイテムを)持ち込めば、若干高値で買い取ってくれる可能性も高くなります(ただし査定ベースアップを保証するものではありません)。
楽器的には、学園祭シーズン(秋頃)を狙ってみるといいかもしれませんね。あと入学式シーズンや運動会シーズンにはビデオカメラとか。まあ楽器じゃないけど。。
もちろん買取希望品の事前クリーニングは入念に行い、電源コードなどの付属品も忘れず付けるようにしましょう。
以下の点は注意!
もちろんホームページにも書かれていることですが、宅配買取においては一部買取ができないケースもあります(以下は楽器の場合)。
・ドラム、キーボード、電子ピアノ
・動作不良品
そう、つまりハードオフさんではキーボード、電子ピアノは宅配買取不可なのです! これは特に本ブログ読者様にとっては一大事ですね。。ただし店舗に行けば(買い取ったと思われる)シンセサイザーや電子ピアノも置いてあるところもあるわけで、あくまでこれは宅配買取においては買取不可と考えてよさそうです。HP上でも、店頭買取のケースでは電子キーボード/電子ピアノもOKぽいことが確認できます(ただし全ての店舗を確認したわけではないです。参考までに)
というわけで、たとえ上記の梱包箱ルール(→3辺合計160cm以内)に従っている小型鍵盤を送るケースでも、キーボードのたぐいという時点で買取不可となると思われますので十分に注意したいところですね。
さらに以下のような記述も。。
「お買取り値段がつかなかった品物を返却希望の場合、また宅配買取で取り扱っていない品物、書類に不備があった場合は着払いにてご返却させていただきます。」
ここも超重要ですね! 買取額がつかなかった場合(あるいは買取不可の品目を送ってしまった場合)、いわゆるこちらの「送り損」になってしまいます。これは僕自身一度やってしまったことがあって、そのことは別記事「鍵盤楽器、高価買取してもらいたいのだけど! ~売る際のちょっとしたコツ」にまとめてあります。ご参考にしてみてください。
なおこういった規約はホームページに全て書かれていますので、内容を隅々まで目を通し、全て納得した上で買取を依頼することをお勧めします。
おまけ・ジャンクコーナーが面白い!
実店舗では、様々な家電・AV機器・楽器のジャンク品コーナーがあるのもハードオフさんならでは。明らかに外装や動作に難があるものが、“クレーム不可”の前提のもと格安で販売されています。
電子楽器のたぐいも結構あって、特に周辺機器(エフェクターや昔の音源モジュール等)だと箱にぐちゃっと乱雑に放り込まれていることが多くて、宝探しをしている気分を味わえます(笑)。そういったジャンク品は、部品取りとしての使用や、修理の腕に自信のある人はリペアにトライしてみるのも面白そう。いわゆる “お宝”に遭遇したことは今まで一度もありませんが、特に初めて行く店舗では心躍りますね(笑)
個人的感想
僕自身は楽器類は売ったことはないのですが、スピーカーやアンプなどは何度か売ったことがあり、割といい値段(適正な価格)を提示してもらったと回想します。全国至る所にあるし、(たとえ買取品がなかったとしても)店舗めぐりだけで十分楽しませてくれるお店として、今後も定期的に立ち寄らせて頂こうかと思います。
ハードオフHP→ https://www.hardoff.co.jp/