キーボードの箱どうするか?問題 ~収納術を考える
2019/02/10
さて、キーボードを買ったあとの「箱」は皆さんどうしてます? 1個ならまだしも、複数あるとやたらと場所取るし、やっぱ捨てちゃいますか?
でもでも、いわゆる「純正の箱」は、とっておくと色々いいことがありますよ。言わずもがなかもしれませんが、メリットを挙げてみましょう。
箱を取っておくメリット
■買取価格(オークション価格)が上がる
…環境の変化等により、所有機材を手放す時が訪れるかもしれません。その際、梱包も楽だし、査定価格も(箱ナシに比べれば)若干高くなる可能性があります。
■宅配便で送れる
…今は使わなくなった機材をとりあえず実家に送っておきたい場合や、修理のためメーカーに送る場合など、梱包を楽に行なうことができます。
■ライブ会場にも送れる
…車を所有していない場合、ライブ会場への自前機材の運搬は実に苦労しますが、ライブハウス側の許可を得て、ちゃんと段取りを取ってさえおけば、ライブ会場に直接送っちゃえます(行きは「発払い」、帰りは「着払い」にします)。
複数の箱を整理する手順(一例)
要はロシアの入れ子人形、マトリョーシカの要領です。
①まずはミク箱(YAMAHA AG03-MIKU)を、中ぐらいの段ボール(※写真上部:micro KORGの内箱)の中に↓
②その段ボールを「nord」(61鍵サイズ)の段ボールに入れる↓
③さらに88鍵盤用の段ボールに入れる。つめつめ↓
④完成↓
これで4個の大きさの異なる箱が一つに収まりました。鍵盤の外箱は長細いものが多いため、高ささえクリアしてしまえばあとはこのようにきれいに収まることが多いです。
もちろん何を入れたかを忘れないように、一番外側の箱には付せんを貼って、内容物が分かるようにしておきます。
補足的な
なお、「箱捨てちゃったよ~」という場合でも、ハードケースを購入すれば配送時に便利です(かさばるのは仕方ないですが…)。ただしメーカー純正の新品ハードケースは高価ですし、生産終了のハードケースを手に入れるには、地道にオークションや中古ショップをチェックする必要があります。
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