『旅するイタリア語』の第4シーズンスタート！（2019年10月よりNHK Eテレにて放送）

　2019年10月からNHK Eテレにて新シーズンの『旅するイタリア語』が始まっています。1年で1本新作が制作される本番組ですが、今回で第4シーズンとなります。結構続いてますねー。以下、NHKの公式HPから基本情報を引用してみますよ。
 

　今回登場する “旅人”は、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』などで知られる俳優さん・小関裕太さん。第1シーズンの東儀秀樹さんに始まり、→古澤巌さん→田辺誠一さんからの4人目ですが、何といっても若いですね！ そして今回の旅の舞台となるのはシチリア島。
 
 
　本記事執筆までに3回がOAされまだまだ序盤ではありますが、とりあえずこれまでの放送を見た個人的感想などを記してみたいと思いますよ。
 
 
 

小関裕太さん＆マッティーア・パーチさんコンビ

　これまでの3シーズンと同様 “旅番組構成”であり、ダヴィデくんとモナリザさんが登場する文法コーナーも引き続き登場しています。
 
 
　シチリア島にて小関裕太さんのパートナーを務めているのは、テレビ「旅するイタリア語」シリーズでは初めてとなるマッティーア・パーチさん。日本在住のイタリア語講師であり、昔からNHKのイタリア語番組（ラジオ含む）を担当されているので、私のようなイタリア語学習マニア？にとってはすっかりおなじみといった感じですね。
 
 
　あと旅人の小関裕太さんですが、申し訳ないですが個人的には存じ上げていなかったのですが、非常に若くて活発で物怖じしなくて、番組的には非常に盛り上がるのではないかという印象です（笑）。イタリアは初めてとのことですよ。
 
 
　好奇心旺盛で活動的で、何より失敗を恐れない姿勢が素晴らしいです。一度教わったフレーズは迷いなく何度も使いますし、「間違ったら恥をかくかな？」と思いそうなシチュエーションでもガンガン使ってみるハートの強さは、やっぱり若さなのかな（笑）。いかん、おじさん的目線でしたね。

舞台はシチリア

　スタートはシチリア島（の中心都市であるパレルモ）から。イタリア国土はしばしばその形から「長靴」にたとえられますが、その足の先にあるちょっとした離島です。地中海最大の島でもありますね。島の過去の歴史において、様々な民族に支配された経緯から、イタリア本島とは異なる独自の文化・言語などが発展した独特な国土です。
 
 
 

ひとりごと

　第1シーズンからローマ→ナポリ（南部）→トリノ/ミラノ（北部）と舞台が変わってきて、いよいよ次回はトスカーナ辺り（フィレンツェ、ピサ等）かと予想していたのですが、まさかのシチリアで個人的にはちょっと驚きでした。シチリアは個人的にまだ行ったことがないので、普通に新鮮で今後の放送も楽しみですね。
 
 
　あとナビゲーターのマッティーアさんは、NHKイタリア語番組マニアだったらよく知っている「ジェノヴァ」の出身。つまり北部であり、住民もやや真面目でクールな人が多い地域です。そんな人がややカオス（笑）なシチリアを案内ということで、若干の戸惑いを隠せないのがいいですね。
 
 
　特に小関さんが怖いもの知らずでガンガン突っ込んでいくもんだから、見ているこちらもハラハラします（笑）。特に第2回放送の青空市場の回はmolto caotico（超カオス）でもって面白かったです。
 
 
　あと、さすがにシチリア島だけで全24回の撮れ高は厳しいかなと個人的に感じてしまったので、後半はサルデーニャ島にも行くのではないかと予想しています。うーんそれはそれで楽しみ。

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