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イタリア

【追記あり】『まいにちイタリア語』を始めてみました!(2018年4月よりラジオ第2放送で放送中)

2018/11/28

 

 

 2018年4月からラジオ第2放送にてスタートした『まいにちイタリア語』にて、イタリア語を(再)勉強することになりました。
 
 いやー、年度初めで新講座スタートということで、謎の高揚感?からついつい始めちゃおうと思った次第です。これって四月病とかって言うんですかね(汗)

 

 

 

“まいにちイタリア語”について(公式HPより)

まいにちイタリア語

(入門編)
「イタリア暮らし6か月フレーズマスター」
日本人シニア女性のイタリア留学を舞台にしたスキットをもとに、「自分でできる、話せる!」ことを目標にした講座です。毎日1つずつ、さまざまな場面で役立つフレーズを学習できます。

【放送時間】
放送:月~水曜日 午前7:45~8:00
再放送:同日 月~水曜日 午後4:45~5:00
再放送:翌週 月~水曜日 午前11:15~11:30

(応用編)
「イタリア語☆翻訳工房」
文学作品やエッセー、手紙などさまざまなジャンルの日本語を題材に、日本語独特の表現をどうやってイタリア語に訳すのか学びます。翻訳の技術だけでなく、日本とイタリアの文化の違いを発見できる、上級者向けの講座です。(2016年4月~6月の再放送)

【放送時間】
放送:木・金曜日 午前7:45~8:00
再放送:同日 木・金曜日 午後4:45~5:00
再放送:翌週 木・金曜日 午前11:15~11:30
 
 
 ※NHKゴガク『まいにちイタリア語』より引用

 

 月~金曜日まで週5日(各15分)放送されるラジオ番組であり、前半の月~水は「入門編」と称して、日本人シニア女性のイタリア留学を舞台にしたスキットをもとに進行していきます。ここでは入門編というだけあって、基本的なイタリア語表現を非常に細かく解説しているといった感じですね。
 
 
 そして木~金曜日は「応用編」ということで、さまざまなジャンルの日本語を題材に、日本語独特の表現をどうやってイタリア語に訳すのかを学ぶコーナー。
 
 
 4月に開講したばかりというのもありますが、(入門編は)これまでちょっとでもイタリア語学習をかじってきた人にとっては簡単に感じることでしょう。一方応用編は、半過去、大過去、条件法、接続法などなど、多くの中級者が苦手意識を持っている(と思われる)ちょっと難しい文法が当たり前のように登場します。
 
 
 

コスト(費用)はどうなの?

 平日(月~金)にてラジオ放送をしており、もちろん聴取のコストは無料。ただし理解を深めるためにも最低限テキストは用意しておいた方がいいでしょう。テキストは書店で購入でき、定価は450円(税抜)です。
 

 
 
 ラジオをいちいちチェックするのは面倒、という人にはラジオの音声部分だけをパッケージにしたCD教材が別売りで用意されています。こちらは1,505円(税抜)。後述するインターネットとの接続環境がない場合や、あるいは単品で音声教材を入手したいケースなどに有効だと思われます。
 

 

 また、月刊NHK語学CDの音声をネット上からダウンロードできる「NHK語学テキスト音声ダウンロードチケット」なるものも販売されていますね。こちらはイタリア語に限らず、どのNHK語学講座(英語等)でも1講座・1か月分がダウンロードできるというものです。こちらの定価は900円(税抜)。

 

 

 ダウンロード商品のいいところは、データ取り込みの手間が少なくて済む、持っているデバイスに何度でもダウンロードができる、ということでスマホなりPCなりに何度でもデータを落とせるのがよいですね。CD教材よりも割安になっているのがメリットです。

 

 

 

私の場合

 語学学習になるべくお金をかけたくない僕は、インターネットラジオにて自動録音するという方法を取っています。そう、いまどきはインターネットでもラジオ(※一部)が聴けるんですね。そして時間になったら自動的に録音をしてくれるフリーソフトもあり、そちらを便利に使っています。
 
 
 ラジオを自動録音してくれるソフトはいくつかありますが、今僕が使っているのは「Radikool(ラジクール)」というもの。プラットフォームはWindowsです。ちなみにNHK「まいにちイタリア語」はラジオ第2放送です。
 

Radikoolダウンロードページリンクはここをクリック

 

 インストールは簡単です。予約は、「イタリア」という名前の付く番組名を自動録音するように設定したのですが、どういうわけか終わりの30秒ほどがカットされてしまうようだったので、ピンポイントで時間を指定するようにして解決させました(開始時刻はジャスト、終了時刻は+1分がおすすめ)。
 
 なお、緊急ニュース速報(地震、大雨洪水)などが番組内に突然入ってくることもあるので、念のためその日の再放送分も録音するのがおすすめです。片方の録音データを一通り聞いて問題なければ、もう一方のデータは消せばいいだけです。
 
 

 

 

 

 

まとめ的な

 というわけで僕はこの環境にて「まいにちイタリア語」を勉強しています。
 
 音声データを買うとなると、CDで年間19,500円(税込)、ダウンロードチケットでも年間約11,000円(税込)ということで、そこそこの出費になっちゃうんですよね、、やっぱり無料が素敵ですよ(笑)。インターネットラジオからダウンロードした音声データ(mp3)を各デバイス(スマホなど)に転送するひと手間はかかりますが、コスト的には断然自動録音がおすすめです。
 
 
 

3週間続けてみての個人的かんそう

 週1のテレビ番組の『旅するイタリア語』では物足りない! という人には非常におすすめですね。テレビの方と比べると格段に(語学学習としての)情報量が多いと思います。何しろ平日は毎日課が進むわけですし、語学番組にありがちな「最初の数課は基本的なあいさつ言葉ばかりで退屈…」というある程度の経験者にとっても、いきなり上級編(木、金)にてかなり歯ごたえのある内容に取り組むことができます。
 
 
 そしてイタリア人講師陣がほとんどイタリア語で話すので(※これはテキストにはほぼ表記されない)、最初は聴き取れないにしても耳を慣れさせるのには非常に有効だと思います。
 
 
 というわけで毎日続ければきっと成果が出る(と思われる)語学学習、イタリア語に限らず興味のある方はとりあえず始めてみるとよいと思いますよ。途中でモチベーションが落ちて止めちゃったとしても、テキスト代だけだったら大した出費にはなりませんし(笑)
 
 
 

2018年10月追記

 半年間の講座は2018年9月で終了し、10月からは新たに(初級編として)『イタリア語の海へ飛び込もう!』が始まりました。講師陣や構成も一新し、また新たな気持ちで臨めますね。内容としては、日本に訪れたイタリア人を案内する時に便利な表現を学ぶ講座となっています。
 


 
 
 そして何より “初級編”と銘打ちながら、「Piacere !」「Io sono...」などといったイタリア語初心者向けの内容はスキップされています。これは4月から始めた人が、引き続き次の段階にスキルアップできるよう配慮されている印象です。個人的には『また最初から始まらなくてよかった…』といったところ(笑)。ってよく見たらテキストにも「半年から1年ほど勉強した人が対象」って書かれてますね。
 
 
 後半の “応用編”は『イタリアで劇場に行こう!』となっています。前述した初級編は再放送ですが、本講座は新作ですね!
 
 
 オペラなど音楽に興味のない人にとってはとっつきにくいかもしれませんが、専門用語はさほど出てこず、多くの中級者が苦手意識を持っている(と思われる)文法を中心に構成されている印象。半過去、大過去、接続法、条件法などですね。
 
 
 上記のいわば “中級者向け文法”って、 初心者向けイタリア語講座では到達しない(あるいは軽く触れられるだけ)ことが多く、かといって分かりやすく丁寧に記述されている参考書も多くなく、結果として “難しい”という印象を持っている人も多いと思うんですよね。個人的にはこういう講座、『待ってました!』という感じです(笑)

 

 
 
 
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