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その他メーカー 楽器・機材【Vol.〇〇】

【Vol.61】BEHRINGER EURORACK PRO RX1602 ~16inの定番1Uライン・ミキサー

2018/07/21

 今回ご紹介する機材は、BEHRINGER(べリンガー)の「EURORACK PRO RX1602」です。1Uのラインミキサーですが、16ものインプットを備えており、キーボード音源をコンパクトにまとめたい人にとっては非常に重宝します。2017年末現在、現行製品となっています。

 

BEHRINGER EURORACK PRO RX1602

 
 本機は僕も5年くらい愛用していました。16inで1Uに収めてくれるミキサーはあまりなく、自宅使いだったら他の音の出る機器(PCやTV等)をまとめたりもできますね。価格もべリンガーらしく抑えられており、気軽に導入できる1台となっているのではないでしょうか。
 
 
 個人用ミキサーとして、必要最小限の機能は備わっていると思われます。

■ULN 回路を採用。16のバランス型ライン入力を搭載
■各チャンネルにバランス/レベルコントロールおよび+4/-10レベル切替を装備
■各チャンネルにモニター/エフェクトセンドコントローラー装備
■「Clip」表示のついた自照式ミュートスイッチ装備
■2つの7桁LEDレベルメーター、左右メインミックス信号に個別のレベルコントロール
■フロントパネル部にレベルコントロール付6.3mmTRSメインミックス出力およびヘッドフォン出力装備 
■干渉ノイズを最大限に抑えるトロイダル電源採用

 

 

個人的感想

 ノイズ等もなく、全体的な使い勝手もよかったので、部屋使いおよびライブ時のサブミキサーとして活躍してくれました。機能はいたってシンプルですが、考え方を変えれば余計な回路を積んでいないと言えるので、音質の良さにもつながっているのではないかと考えます。
 
 
 ちょっと残念だったのがバランス出力に対応していないこと。ライブ時にはケーブルを引き回すことも多いし、自宅使いでもPHONEとXLRの2系統であれば、別々のモニターにつなげるとか色々変わった使い方もできたかも。でも1Uサイズで16inに対応している機種はそうそうないので、お安く手軽に導入できるという意味でお勧めできますね。
 

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余談的な

 このミキサー、「EURORACK」という文字が個人的に気になりますね。「ユーロラック」といえば、昨今シンセ界でひそかなムーブメントになっている “モジュラーシンセの規格”を連想してしまうではないですか。例えばシンセマニアとの会話で。。
 

A君:「いやーこないだべリンガーのEURORACK買ったんだよね。つまみもいっぱい付いてて音もいいんだよね」
 
B氏:『えっ!? べリンガーってミキサー作ってるとこだよね? モジュラーシンセにも参入したんだ!』

 
みたいな嚙み合わない会話、どこかで展開されてたりして(笑)
 
 
 

2017年秋追記

 そんなベリンガーですが、2016年末頃からハードウェア・シンセサイザーの市場に参入するようになり、価格破壊的なアナログポリフォニックシンセサイザー「DeepMind 12」「DeepMind 6」などをリリースしています。またARP 2600やminimoogなど往年の名機のクローン機を開発しているというアナウンスもあります。
 
 
 うーん、、音響機器メーカーのベリンガーとしては、他社の製品をコピーした(と受け止められても致し方ない)安価な製品群をリリースしてきたというイメージが個人的には強いですが、昨今の鼻息の荒さを見ると、近い将来ユーロラック市場に参入する可能性も全くのゼロではないと言えるでしょう。
 
 

仕様
■16チャンネルラインミキサー
外形寸法:482.6(W)×44.5(H)×217(D)mm
■重量:2.3kg

 

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