イタリア・ローマの中心地に位置する鍵盤楽器専門店 ~BANDIERA Strumenti Musicali KEYBOARDS
2018/11/26
今回はイタリア・ローマにある鍵盤楽器専門店「BANDIERA KEYBOARDS」を取り上げてみたいと思います。このお店は文字通り鍵盤楽器(シンセサイザー)の専門店となっていて、店内はさほど広くないもののなかなかの品揃え。ちなみにBANDIERAとはイタリア語で「旗」の意味になります。
場所はローマ・テルミニ駅から徒歩10分程度。同駅からコロッセオまで徒歩で向かうとすると、そのほぼ中間地点(右手側)に位置します。なお情報(展示品)は2017年5月現在のものです。
ローマ・テルミニ駅前の目抜き通りである「カヴール通り」沿いにあります。エントランスはこんな感じ。ちなみに数軒隣りには、同じ会社が経営していると思われる同名のギター専門店もあります(→後述します)。
入店して写真を撮らせて頂きました。ショーケース内にはRoland Boutiqueシリーズなどが並べられています。
ヨーロッパの鍵盤専門店では比較的よく目にするnordシリーズ。これは現行機種のelectro 5Dですね。
おおっと! 日本ではあまり目にしないOberheim MC-1000があるじゃないですか! これはMIDIマスターキーボード・コントローラーであり、上の写真はセミウェイテッド・タッチの76鍵モデルですね。
ローランドのV-Combo(VR-09)とJUPITER-80。日本のRoland Planetショップでもよく見かける2台です。
ALESISのMicronがありましたよ! こいつは2000年代に異彩を放った個性派シンセサイザーです。デザインがおしゃれですね。
関連記事:「ALESIS Micron ~Ion譲りの音源を搭載したコンパクト・シンセサイザー」
これはRoland BK-9。日本で発売されたかどうかは定かではなく、実際日本では目にしなかったレアな一台です。パネル中央にはドローバーと見られるコントローラーも確認できますね。
BK-9の廉価版と目されるBK-5も発見。ちなみに日本では「BK-3」という、主に教育現場向けのキーボードが同じくローランドから発売されています。
関連記事:「Roland BK-3 ~学校教育向けバッキング・キーボード!」
KORGのLiverpoolもありましたよ。ユニオンジャックがデザインされた日本メーカーのキーボードが、イタリアで売られているという写真です(笑)
YAMAHA refaceシリーズ。refaceは縦に複数台並べて展示するというのが定番みたいですね。ちなみに一番下のだけARTURIAです。
これはNOVATIONの「ReMOTE 61SL」という機種(MKIIではありません)。2000年代初頭に日本ではReMOTE 25というMIDIキーボードがあったので、おそらくこれもMIDIキーボードなのでしょう。これまた日本で見かけることは滅多にないモデルですね。
まとめ
テルミニ駅からコロッセオまで歩きで行く場合、ちょうど通り道沿いにあるので、観光ついでに気軽に寄れるのでおすすめですね。鍵盤(シンセサイザー)専門店というのは旅先の海外で目撃することはなかなかないので、機会があればちょっと立ち寄って、旅のプラスアルファの思い出を作るのもよいと思います。
あまりに充実した品揃えだったので、感激して店員さんにイタリア語で話し掛けてみたのですが通じませんでした。。『英語でもいいよ』みたいなことを言ってもらったのですが、僕は英語だとさらにダメなのです。。あー恥ずかしかった。
おまけ
こちらは同じ通り沿い(→数軒隣り)にあるギター専門店。店構えがほぼ同じですね。
エントランスのショーケースは、カラフルなコンパクト・エフェクターで埋め尽くされています。
外から店内をちらりと撮影。
Bandiera S.a.S.(KEYBOARDS)
Via Cavour, 125, 00184 Roma, イタリア
営業時間:
月曜日:15時30分~19時30分
火曜日:9時30分~19時30分
水曜日:9時30分~19時30分
木曜日:9時30分~19時30分
金曜日:9時30分~19時30分
土曜日:9時30分~13時00分、16時00分~19時30分
日曜日:定休日