料理と鍵盤の共通点?
2018/11/23
唐突ですが、僕は食べることが大好き。
節約生活の日々なので外食などは非常に限られているのですが、美味しいものに遭遇した時には非常に幸せな気分になります。自身の若い頃のフリーター生活にて、ファミレスや居酒屋でちょっとした料理を作ったこともありましたが、決して作る方のプロではないし、食通でもグルメでもない僕ですが、、
「これは食材をしっかり選んでいる」
「これは調理した人の技術が光っている」
「これは調理に非常に手間ひまを掛けてある」
などが分かる時もあります。そしてこれまた唐突に気付いてしまいました。
これってキーボード(鍵盤)と共通点多くね?
と。おかしな前フリですみません。
料理と鍵盤の共通点??
僕が思うに、食材選びは機材選びに似ているような気がします。ラーメンの世界では「食材の鬼」と呼ばれた有名な人がいましたね。
料理人の食材の産地・生産農家へのこだわり、目利きの技術などは、鍵盤楽器における「どこのメーカーのどの機種を使うか?」という機材選びにつながる気がします。
また、素材にどのような下処理を施すべきか?というのは音色エディットに近いような気がします。料理の味を決定させる仕上げのスパイス、みたいなものはエフェクターに近いのかもしれません。
料理人の技術は、鍵盤演奏者の演奏レベルに似ている気がします。素材の持ち味を十分に引き出すには、どのような調理法(演奏法)をするのがいいか? なんて言い替えることができるかもしれません。H ZETT Mさんなどは、KORG社の最もリーズナブルなシンセ(X5D、PS60等)で超絶技巧を披露していますよね。。
身近な食材でも料理人の腕次第で素晴らしい料理に昇華するし、高級食材を使っても調理がまずければ美味しさを引き出せないわけで、もったいない感じになってしまいます。
初心者がいきなり「HAMMOND B3 + leslie147」を買って、白玉の “ドソ”だけ弾いてもそりゃいい音は出ますが(笑)、それなりにその楽器に対する見識・技術も伴ってないとしっくりこない気がします。
個人的つぶやき的な
“機材にばかり興味が行き、音楽的(演奏的)な部分の技術・知識は低いまま”、というのは僕にも多少当てはまり耳が痛いところですが(笑)、やっぱり機材選び・演奏技術は、両面でバランスよく向上させていくのがいいのかなと思います。