他メンバーの楽器をほめよう！　～VS ドラマー編

2016/11/16 2018/11/23

　以前本ブログの「他パートのバンドメンバーにもっと興味を持とう！」という記事でも話題に挙げましたが、今回はパート（楽器）別に言及していきたいと思います。

　前回記事のおさらいになりますが、バンド各メンバーの機材というのは（そこそこのキャリアを積んでいる人の場合）、結構なこだわりを持って購入していることが多いです。そこのところをちょっとでも興味を持ってあげると、非常に喜びます。

　今回はドラマーさんの機材を大いに褒めてあげましょう（笑）

ドラムセットについて

　ギターやベースと違い、ライブハウスでも練習スタジオでもドラムセットは備え付けの物が用意されているので、自分のドラムセットが有るからといって、実際、演奏の場にフルセット持ち込むようなドラマーさんはまれです。逆にフルセット持ってきたメンバーがいたら、それだけで大称賛ポイントです！本人の前で大いに驚いてください（笑）

　では、一般的にドラマーさんが持ち込む機材とはどういったものでしょうか。練習スタジオへの持ち込みのケースで考えてみましょう。

ドラマーさんがスタジオへ持ち込む機材（例）

１．スティック

　これはほぼ100％といっていいでしょう。安価ですし好みも分かれますので、よほどのことがない限り自分のお気に入りを持ち込むはずです。

2.スネア（ドラム）

　ドラマーが最初に購入するマイ楽器で最も多いのがこのスネアドラムではないでしょうか。ジャンルを問わず非常に重要な（個性が出しやすい）ドラムです。軽く運びやすいこともあり、多くのドラマーさんがお気に入りのマイスネアを持ち込みます。

3.ペダル

　バスドラム用のフットペダルです。こちらも様々なメーカー・機種があり、各人好みが分かれるところです。スネアと共に持ち込むドラマーさんは多いですね。

4.シンバル類

　いわゆる「金物（カナモノ）」と呼ばれるものです。シンバルにも色々種類があるのですが（クラッシュ、ライド、ハイハット、スプラッシュ等）、それらのいくつかを持ってくる人もいますね。比較的重く、荷物も大型になるので、最初のうちのスタジオ練習では持ちこまれないケースも多いです。

　では機材の “褒めポイント”を挙げてみましょう（笑）。若干強引ですが、以下のメーカーロゴが入っていたらそれだけで褒めていいです。

要チェックメーカー

ドラム全般
　TAMA（タマ）
　Pearl（パール）
　CANOPUS（カノウプス）
　SONAR（ソナー）
　Ludwig（ラディック）　等

※特にLudwigは普通に読むとルドウィグとかになりがちなので、ラディックと発音してください。それだけで「よく読めたじゃん」と心の中で思われますよ（笑）

　あとYAMAHAのドラムも愛好者が多いのだけど、ヤマハというと楽器全般のメーカーとして余りにも有名なのでここでは割愛させて頂きました。

シンバルメーカー
　Zildjian（ジルジャン）
　SABIAN（セイビアン）
　PAISTE（パイステ）　等

※シンバルメーカーは難読のものが多いですね。こちらも間違わず呼びましょう。

以下はケース別

・透明（アクリル）ドラムを持ち込み

　イメージとしてはX JAPANのYOSHIKIさんが叩いている透明なドラムセットです。このセットは一般に「音が詰まる」「鳴らない（響きにくい）」などのイメージが強いです。よってハードロック系の根っからのパワーヒッターが使っていることも多いです。「アクリルって力要りますよね、大変ですね」みたいなことを言ってあげましょう。もちろん見た目の美しさを褒めてもよいです。

・マイスタンドを持ち込み

　ここでのスタンドとは、シンバルやスネアやハイハットなどを支えるスタンドのことです。スタンドにも色々な種類があり、こだわる人はこだわります。スタジオにも普通にありますし、それをわざわざ持ってくるということですから、それだけで「これマイスタンドですか？　やっぱ普通のと違うんですか？」と興味を示してあげるポイントになります。

　ただし、単にいっぱい持ってきたシンバル類の「追加」用としてだけかもしれません。。