『弱虫ペダル GLORY LINE』(アニメ第4期)ED曲のCDジャケットから、総北バンドの各楽器パートを考察する
2018/11/28
先日、渡辺航原作によるテレビアニメ『弱虫ペダル GLORY LINE』(アニメ第4期。2018.1.8より放映)のED曲のCDジャケットが公開されました。曲名は「Carry the Hope」。これは、チーム総北の主要登場キャラが結成したという設定になっている、ロックバンド “THE HIGH CADENCE(ザ・ハイケイデンス)”名義による曲らしいですよ。CD発売は2018年2月14日。
画像引用元:TVアニメ4期『弱虫ペダル GLORY LINE』公式HP <https://yowapeda.com/news.html#d130822_2>
『弱虫ペダル』は個人的に好きでよく読んでいるのですが、総北メンバーでロックバンド結成となったら本ブログでも取り上げないわけにはいかないじゃないですか(笑)。以下THE HIGH CADENCEのメンバーを各楽器パートごとに紹介してみたいと思います。なおカッコ内の学年はアニメ第4期時点でのものです。
ボーカル :小野田坂道(2年)
ギター :鳴子章吉(2年)
ギター :今泉俊輔(2年)
ベース :青八木一(3年)
キーボード:手嶋純太(3年・主将)
ドラム :鏑木一差(1年)
個人的感想(横やり)
では各パートごとに私めの感想などを展開してみましょう。
ボーカル…小野田坂道
ボーカルが坂道クンというのは誰でも納得するパートといったところ。ボーカルといえばバンドの “顔”であり、作品の主人公が務めずして誰が務める!?という感じですね。しかも坂道クンといえば、劇中で大好きなアニメ「ラブ☆ヒメ」のOP主題歌を口ずさんでいる(→しかも歌うと速い)ことから、ボーカリストで間違いないと思います。
ギター…鳴子章吉
これもなんとなく納得。真っ赤なフライングVとか持ってそう。。と思ったらビジュアル・イメージでもドンピシャの「真っ赤なフライングV(風)」でした(ベタすぎ)。まあギタリストにも様々なタイプがいるのですが、公式でも「ロックバンド」と言ってるくらいだし、派手に爆音ギターをかき鳴らすという分かりやすいイメージから決定したのでしょう。
ギター…今泉俊輔
手にするギターはストラトタイプ(ボディは黒、ピックガードは白)。今泉クンは個人的にはドラマーのイメージだったのだけど、鳴子クンと今泉クンはライバル意識が強いので、彼もギター持たせておけば間違いないんじゃない?と判断されたのかもしれません(笑)
ギタリストがバンド内に2人いるケースでは、一般的には一人はリードギター、もう一人はサイドギターとして大まかに役割が決められることが多いですが、この2人の場合、どちらもリードギターを譲る気はなさそうな気がします。。多分2人とも突っ込みまくるのでバンド内サウンドは相当うるさくなりそうです(笑)
ベース…青八木一
これはド納得のパートだと思います! プレイで目立つケースは多くないけれど、ベースはバンド内ではグルーブを支える非常に重要なパート。寡黙で黙々と自分の役割をこなす青八木サンの光景が目に浮かびますがな。。
キーボード…手嶋純太
『手嶋クンはキーボード担当にしよう!』と決めた本企画担当の方、グッドセンスだと思います(笑)。手嶋主将といえば、才能あふれるチームメイトの中で自らを「凡人」と称していますが、頭の回転も早く、周りの状況を瞬時に判断しチームをコントロールする司令塔として能力を発揮しています。また3年次でのインターハイではクライマーとしての才能も開花させつつあります。読者からの人気も高いですね。
手嶋サン自体は作中で鍵盤を嗜む描写はありませんが、バンド内でバンドサウンドを客観的に見据える「バンマス(バンドマスター)」としては適任なのかなという印象。実際、キーボーディストがバンマスを務めることはよくあります。上記の “突っ込みまくる2人のギター”をうまくコントロールしてくれそうです(笑)
なおビジュアルイメージで使用している鍵盤の元となっているのは、「Roland JUNO-DS」(のブラック)というシンセサイザーですね。ボタン類・スライダー類の配置からほぼ間違いないと思います。価格は比較的お手頃で、バンド・キーボード初心者を中心によく売れている機種でもあります。
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ドラム…鏑木一差
作中では1年生でありながらレギュラーを獲得したスプリンター。バンド内では彼はいわゆる “若くてイキのいいドラマー”といったところでしょうか。イキのよさからくるドラミングはそのままバンド・サウンドに勢いを与えてくれることでしょう。半面、アツくなってくるとテンポキープが乱れてきそうという不安要素は含んでそう。
なお一般的なアマチュアバンドでは、特にドラムの技量によってバンド・サウンドのまとまりは顕著に現れます。なので個人的には、(熱さの中にも)クールにビートを管理できそうな今泉クンの方がドラムに向いているのかなと思ったりします。作中でも『登りはリズムだ』って言ってるし。。
おまけ・箱根学園(ハコガク)バンドをイメージしてみた
同じく、アニメ第4期でのハコガクのメンバーでバンドを組んだら、各楽器パートはどうなるか?というのも勝手に考えてみました。こちら~↓
ボーカル :真波山岳(2年)
ギター :銅橋正清(2年)
ギター :新開悠人(1年)
ベース :黒田雪成(3年)
キーボード:葦木場拓斗(3年・エース)
ドラム :泉田塔一郎(3年・主将)
ボーカルは不思議ちゃん・真波クンで決まりでしょう(笑)。ギターは若い二人というところで、消去法的にこうなった感じかな。。
そして何といっても「キーボード×葦木場拓斗」は鉄板の組み合わせ! この人は作中でもピアノを特技としているキャラとして登場しており、交響曲第9番(ベートーヴェン)などのクラシック・オーケストラの音楽を脳内に鳴らし、そのリズムに合わせて体を左右に揺らして加速する「メトロノーム・ダンシング」なる必殺技まで持ってます(笑)
手嶋キャプテン(総北)と葦木場サンは中学時代の同級生であり親友ということなのですが、手嶋サンも葦木場サンのピアノ演奏を何度となく聴いてるわけであり、知らず知らずのうちに鍵盤の素養はある程度備わっているんじゃないかなと。
そして最後はドラム・泉田塔一郎。2つの上半身の筋肉と2つの下半身の筋肉に向かって、『今日は最高のビートを奏でてくれたよ、アンディ&フランク、そしてマーク&ペテル』とかほざきそう(笑)
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おまけのおまけ
じゃあ京都伏見の「御堂筋翔(みどうすじ あきら)」クンはどうでしょう? 個人的なイメージとしては甲本ヒロトが浮かんでしまったので、彼は個性派ボーカリストというポジションがしっくりきそう。リズムとか無視して思い切りスタンドプレーに走りそうな気はしますが。。