【Vol.25】BOSS BX-4 ~便利に使ったコンパクトミキサー[1990年]
2018/11/23
さて今回はBOSSの小型ミキサー・「BX-4」を取り上げてみます。発売は1990年。もちろん2016年現在は販売終了となっています。
これは90年代、個人的に非常によく使いましたね。小規模なセッティングのライブとかによく引っ張り出して、僕が所有していた機材の中では当時稼働率NO.1を誇っていました(笑)
ACアダプタ(BOSS PSA-100)は別売りですが、電池駆動(9V DC 006P ×1個)ができたので、ライブセッティング時は筆舌に尽くしがたいイージーさでした。まあのちにACアダプタも買ったけど。
特徴
・4chインプット、ステレオ(L/R)アウトプット
・GAINつまみ(LINE~MIC)、PANPOTつまみ装備。これにより簡単な調整も可能
・オーバーロード-インジゲーター(L/R)装備。ミキサー性能に対し、音量が大き過ぎた時に点灯
姉妹機種(チャンネル数違い)
BX-8(8ch)
BX-16(16ch)
ひとりごと的な
本機のようなパーソナルユース向けのコンパクトミキサーには、シンセなどのように「ヴィンテージ」といったものは一般にありません(ヴィンテージ・コンソールなどはあるかもしれませんが)。
中古のミキサーは、各種パーツや接点が劣化しているだけのものが多いので、なかなかいい状態のものを探すのは難しいでしょう。
安く手に入れて自力でオーバーホールする(接点復活材等使用)という手もありますが、近年だと性能がよく安価なミキサーが出回っていますので、できれば現行機種の新品ミキサーを買った方がよいと思います。
仕様
■入力レベル:-50~-10dBm(規定入力時)
■入力インピーダンス:1.5~100kΩ
■出力レベル:規定出力:-10dBm、最大出力:+8dBm
■出力負荷インピーダンス:10kΩ以上
■アウトプット:ステレオアウト、ヘッドフォンアウト
■外形寸法:約173(W)×51(H)×116(D)mm
■本体重量:450g
■発売当時の価格:12,000円(税別)
■発売開始年:1990年