北海道・小樽のアーケードでストリートピアノを弾いてみた! ~2019年1月某日
2019/02/10
2019年1月末に北海道旅行に行ってきまして、小樽に寄った際、街かどに置かれていたいわゆるストリートピアノを弾かせて頂きました。
ふーむ、以前何かの媒体でちらっと『小樽のとある商店街の一角には誰でも弾けるストリートピアノがある!』なんて話を小耳にしていたのですね。それでいつか小樽に行ったら弾いてみようじゃないの(なぜか上から目線)と思っていたわけです。今回たまたま小樽に立ち寄る機会があり、無事?そのピアノを弾くという目的も完遂できたということで記事にしてみました。
なお記事内の情報は2019年1月時点のものです。ではどうぞー
どこにあるのかな?
事前に調べた情報だと、そのストリートピアノは小樽サンモール一番街というところにあるとのこと。結構迷って何とかアーケードを発見しましたよ。時刻はド平日の正午頃。
ほどなく「おたる屋台村 レンガ横丁」入口を発見。そうそう、このたたずまい。下調べで何度も確認した看板だったのでここで間違いないですね。確かここの入口左側に。。
!!
ちょっと待ってください、すだれがかかっていてピアノの姿が全く見えない状態になっているじゃないですか。すだれのすき間からわずかにピアノのシルエットは確認できるのに。。
途方に暮れること数分、あきらめきれず周辺をネチっこく(汗)うろうろしていたところ。。
なんと! 商店街(屋台村)の店員さんと思わしき男性が、『ピアノ弾きたいの? いいよ、今開けるよ』みたいなことをおっしゃられて、すだれを上げてくださいました(天使)。本当にありがたかったです。
写真が前後してしまって恐縮ですが、当初このピアノには上写真のような布団が掛けられていました。そりゃピアノも寒かろうて。
というわけで上記店員さんのご厚意により幸運にもご対面できました! ウォルナット調のヤマハ製アップライトピアノですね。美しい!
さっそく感触を確かめてみたいと思います。アーケード内とはいえこんな極寒の土地にあるストリートピアノなのに、鍵盤のガタつき、調律の顕著な乱れもなくちゃんと鳴ってくれて驚きました。こまめに手入れされているのでしょうね。
さすがに手袋をしたままだと弾きにくいので素手でもちょっと試すことに。でもやっぱり寒い。。ちなみにこの日のこの時の気温はー3度くらい。
ひとしきり弾いて、指先も冷え切ってしまったのでおいとますることに。この日の英雄である店員さんはお店に戻られてしまったようで、終わりのご挨拶はできませんでした。
遠巻きに見るとこんな感じですね。今後訪れたい方のご参考までに。
かんそう
というわけで非常によい旅の思い出ができました。ピアノ演奏もそうですが、気を利かせてくださった店員さんにも改めてお礼が言いたいですね。お酒でも飲みつつ。何年後になるかは分かりませんが。。
なおこのアーケード(ピアノ)はJR小樽駅から徒歩約10分。有名な小樽運河に歩いて向かう途中でも、さほど遠回りをせず立ち寄ることができる感じです。弾ける時間帯は定かではありませんが、横丁(飲み屋)の営業準備が始まる夕方頃からを狙うといいかもと思いました。今回は、ほんとラッキー(汗)
真冬は結構キツいですが、旅のちょっとした思い出作りにいかがでしょうか。
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