キーボーディスト、脱初心者を目指す

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日記 音楽

『パウロ鈴木。& GOMAWORLD with 難波弘之』ライブ参戦記(2018/10/14)

2018/10/25

 先週末のことになりますが、名古屋市内のライブハウスにてプログレッシブ・ロック・バンド『パウロ鈴木。& GOMAWORLD with 難波弘之』のライブを観に行ってまいりました。

 

 
 失礼ながら同バンドおよび主宰のパウロ鈴木さんはそれまで存じ上げておらず、キーボーディストとして長年のキャリアを持つ難波弘之さん目当てで何の予習もなく参戦させていただいたのですが、これがまたすごいライブでした! 今回はその時の感想などを記してみたいと思います(※多少のネタバレを含みます)
 
 
 関連記事:「キーボーディストのための通信講座があった! ~難波弘之さん的回顧録
 
 
 なお演奏中に撮影した写真は一切ありません(→自主規制。プロのライブだし)、あしからずです。
 
 

パウロ鈴木。& GOMAWORLD with 難波弘之

 パウロ鈴木さんはベーシストであり、この日のライブでもベース/ボーカルをご担当。日本国内のビートルズ研究家、エマーソン・レイク・アンド・パーマー(以下EL&P)研究家として非常に高名なお方らしいです。
 

 まずは会場となる名古屋・栄のライブハウス「Mujica(ムジカ)」へ。このライブハウス、本ブログでもたびたび登場しており、僕にとっては勝手知ったるハコであります。近くにあるテレビ塔をパシャリ。
 
 関連記事:「ライブハウス「MUJICA」@名古屋・栄 ~ライブ使用後の感想
 
 

 OPEN18:30、START19:00ということで日曜夜の公演にしてはやや遅め。僕は開場1時間前に到着したのですが、座席指定ありとのことでまだ並んでいる人はいませんでした。
 
 
 その後ほぼ定刻通りに開場。開演前にスタッフさんと歓談して、EL&Pカバーを含めたゴリゴリのプログレを演られるとの情報を入手。期待が高まります。
 
 
 

いよいよ開演

 公演に先立ち、本名古屋公演ではオープニング・アクトとして「森香」さんが友情出演。内容はというと、プログレではないですがほぼギター1本と歌だけで聴かせるステージを披露してくださいました。1時間くらいやってたんだっけ?
 
 
 そしてメインアクトがいよいよ登場。編成は、ベース(パウロ鈴木さん。曲によりボーカルも)、ギター、ドラム、キーボード(×2)の5人。演奏曲は、まさにEL&Pをほうふつとさせるオリジナル・プログレ曲からビートルズ曲(のカバー?)まで、プログレならではの長尺と音圧でたたみかけてきます。
 
 
 そして皆さん当たり前だけどすごい演奏力! キーボード以外のパートについての知識はあまりなくて恐縮です。。なお上手のキーボードの男性(ごめんなさい、お名前失念しました)はピアノ音色のみを担当しており、ジャズテイストを大いに加えておられました。
 
 
 そして下手側のキーボーディストといえば難波弘之さん! もうすごかったです。
 
 
 

難波さんセット

 この日の難波さんの使用機材は、(視認できるキーボードとしては)上からKORG 700S(minikorg)、KORG CX-3、KORG KRONOSという3台体制。その他、単体のエフェクターやひょっとしたら外部音源も使っていたかもしれません。図に書いてみました。
 

 
 狭いライブハウス内ということで、機材も絞りに絞ってこの3台に決めたのでしょう。では個別にどのような役割だったのかを考察してみます。
 
 
 

KORG 700S(minikorg)

 難波氏が学生の頃に買ったというひと際年季の入ったアナログ・モノフォニック・シンセサイザー。発売は1974年頃ということで、日本のシンセサイザー黎明期に登場した今となっては幻の一台といった感じのシンセですね。これを難波さんは現在でも使い続けておられるらしく、もはや同氏のトレードマークといってもいいかもしれません。
 
 
 この700Sというシンセは本来ピッチベンドは付いていないのですが、難波さんは改造してピッチベンドを付けてあるそうです(とMC中でもおっしゃっていた)。
 
 
 サウンドはというと、太くて温かみのあるリード音色からフルートっぽいちょっとメロウな音まで、とても40年以上前とは思えない存在感あるサウンドを放っていました。前述したピッチベンドによる効果的な音程変化(→ギターで言うところのチョーキング)もばっちりハマっていて、プログレならではの長いシンセソロなんかは “いつまでも聴いてられる”という感じでした(笑)
 
 
 

KORG CX-3

 言わずと知れたKORGの1段タイプ・コンボオルガン。オルガン音色はほぼこれ一台で鳴らしていました(そりゃそうだ)。なお曲によってはワウなどをかましたりて効果的に変化を付けてたりして、さすがプロ!といった感じ。本物のレスリーは確認できなかったため、おそらくはシミュレーターでまかなっていたものと思われます。
 
 関連記事:「KORG (旧)CX-3/BX-3 ~レスリーとつなげてロックに鳴らす![1980年]
 
 
 

KORG KRONOS

 現時点でコルグ最新のワークステーション。音色としてはエレピやストリングス、クワイヤやブラスなど、上記のモノシンセやオルガンでは出せない様々な音を鳴らしておられました。本セットにおける、いわゆるマスターキーボード的なポジションのシンセと言えるでしょう。
 
 数年前は同じくKORG OASYSがそのポジションに置かれていたと記憶しているのですが、近年KRONOSに変えたようですね。
 
 
 機材全体としては、ピアノ音色は専門のパートの方に任せて、あとはモノシンセ、オルガンを中心にサウンドを彩っていたという印象です。今気づいたのだけど全部KORGだ!(笑)。同じメーカーとはいえ、これだけ年代の違うキーボードが並ぶというのもすごいです。
 
 
 なお本ライブですが、パウロ鈴木さんが最初に『長く演るよ』とおっしゃっていたので、途中15分ほどの休憩が挟まれました。以下は言ってみれば第2部です。

 

 

 

第2部

 後半からはVoyager都築さん(Mr.箪笥)が登場! そう、ステージ下手にはMOOGの巨大モジュラー・シンセサイザーである、いわゆる “タンス”が開場からずっと鎮座していたのです。このタンス演奏を目当てに来たお客もきっといたと思われます(笑)
 
 
 Voyager都築さんは今回だけのゲストらしいのですが、このタンスによる強烈なリード・シンセや、思い切り歪ませたオルガン音で難波氏とユニゾンを取るなど、非常に見ごたえのあるパフォーマンスを披露。キース愛がひしひしと伝わってきました(笑)
 
 
 キースばりにオルガンをゆさゆさ揺らすパフォーマンスも見せてくれたのですが、残念ながらスプリング・リバーブはかかっていなかったようです。マニア目線でごめんなさい。。
 
 
 

そして終演

 最後に『みんなで記念撮影しよう!』とパウロ鈴木さんがおっしゃられたので堂々と撮影させて頂きました。
 

 ステージ向けライトのせいでお顔の表情なんかはよく分からなくなっていますが(汗)、まあよいのです。大いに楽しませて頂きありがとうございました。オープニングアクトも含めて3時間半の長丁場、PAさん、照明さん含めお疲れさまでした~
 
 

終演後撮影させていただいた難波さんの機材群。
 
 

タンスの存在感!

 

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