あらゆる鍵盤に適応しよう!
2018/11/21
いつも愛用している自分の鍵盤、その機種の使い方だったら持ち主であれば当然よく知ってますよね。
とはいえ毎回スタジオに全ての自前機材を運ぶのは大変です。他にも諸般の事情により、やむなくスタジオに常設してある機材を使わせてもらう時もあると思います。そんな時、自分の全く知らないメーカー・機種が出てくることがあります。
「音色どうやって変えるのこれ?」
「トランスポーズ(=移調)のやり方が分からん!」
「探したい音色が出てこない~」
など、混乱することもしばしば。
まあそのスタジオの鍵盤に慣れちゃえばいいのだけどね。僕だっていざとなったら店員さんを呼びますよ(→でも店員さんも詳しくないことが多い)
トラブルは突然やってくる
ただしこれは何も、機材を毎回運べない人に限らない話です。ライブ本番直前に突然音が出なくなったりとか、大雪で機材が運べない(発送したけど届いてない)とかのトラブルで、応急処置的に他人様の鍵盤を使わせてもらうこともあります。
そんな時、どんな機材でも即座に対応できると強いですね。
シンセに限って言えば・・・
国産メーカー御三家(ヤマハ、ローランド、コルグ)のシンセは、メーカーによって大体操作系が共通しています。もちろんコンセプトマシンなど例外もありますが、たいていは各メーカーごとの基本設計思想があり、それが脈々と受け継がれていることが多いです。
僕の経験則ですが、スタジオやライブハウス常設のキーボードにはそれほど奇をてらった機種は置いておらず、いわゆる安価でスタンダードな鍵盤であることが多いです。かつてはKORG M1やRoland D-50あたりが定番でしたが、今どきだとKORG Triton Leとか、Roland JUNO-Diあたりをよく目にしますね。
なので、多少古めかしい機種が出てきたとしても、そのメーカーのものならば大抵は操作できると思いますよ。そのためには、一つのメーカーの一つの機種をじっくり使い込むをお勧めします。のちのちきっといいことがあります。
トラブル等はいつ起こるか分からないので、常に不測の事態は考えておいた方がよいでしょう。
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