キーボーディスト、脱初心者を目指す

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ライブやってきた! ~ゲスの極み乙女。コピーバンド『にじいろジーン』

2018/11/26

 

 

 昨日(2017/7/22)のことですが、名古屋のライブハウス「八事サウンドノート」にて、ゲスの極み乙女。コピーバンドでライブさせて頂きました。
 

ライブハウス・八事サウンドノート
 
 
 イベント自体は、シャナクラブ(→名古屋大学の学生を中心に集う軽音楽系サークル)という集まりのOBOGが出演する合同ライブといった趣き。ハコを一日貸し切って、8バンドくらいが持ち時間30分くらいで順番に回していくといった感じですね。僕の参加したバンド名は『にじいろジーン』だそう。。
 
 
 なお参加者の中には現役大学生もいたりして、全体的(観客も含む)には20~30代の若者が中心といった雰囲気。まあ僕は名大生でもOBでも何でもなく、10年来の付き合いのある主催者の人にお声掛け頂き参加に至ったわけです。僕一人で平均年齢を大きく押し上げてしまった感じですね(汗)
 
 
 今回は、その時の反省や次回(がもしあったら)の改善点などを、キーボーディストとしての目線で記憶が新しいうちに記録しておきたいと思います。よって「シャナもゲスも知らん!」という人にとってはあまり意味のない内容かもしれませんね。。まあ興味があればどうぞ。。
 
 
 以下はセットリストです。メンバーはギター/ボーカル、ベース、キーボード、コーラス×2の6人編成で臨みました。

1.「デジタルモグラ」
 ~MC~
2.「私以外私じゃないの」
3.「ノーマルアタマ」
 ~MC~
4.「ロマンスがありあまる」
5.「キラーボール」

 

 

ゲスの極み乙女。(以下ゲス)のキーボードについて

 鍵盤担当は音楽系大学を卒業したちゃんMARIさん。今どきのバンド・キーボーディストにしては珍しい “ピアノを中心にバリバリ弾く”系の人です。よってバンド内におけるキーボードの比重も割と大きいです。4歳からクラシックピアノを習い始め、学生時代にはジャズピアノも習っていたそう。
 
 
 今回僕が真正面からコピーさせて頂いて感じたのは、「難しいパッセージを、高速かつ正確なタッチで当たり前のように弾く」というのがいかに難しいかということ。まあ僕は(理系の)大学卒業後に鍵盤を始めたので、ピアノの基礎を怠って今日まで弾いている(ような気になっていた)のだなーと打ちのめされました。ゲスの音楽といえば川谷絵音さんのポップ・センスなどが取り上げられることが多いのですが、ちゃんMARIさんもただ者ではないわ。。
 
 
 どうでもいいですが、僕の今回のステージネームは「ちゃんKAWAI」でした。まあ本名が川合なので。。ややウケでした。
 
 
 

使用機材ほうめん

 今回使ったのは「Nord Electro 3HP」の一台のみ。ほんとはDAVE SMITHあたりのアナログ・フィールなシンセも一台欲しかったところではありますが、ピアノ演奏に集中したかったのでNord Electroのみで勝負しました。なおNord Electro 3HP(あるいは4HP)は本家・ちゃんMARIさんも愛用していますね。僕は偶然Nord Electro 3HPを以前から持っていたので、今回新たに買い足したというわけではないです。
 

Nord Electro 3HP
 
 
 ちなみに川谷絵音さんはギター/ボーカルの他にキーボードも担当することもあって、それを再現するためにうちのメンバー(ギター/ボーカル担当)もキーボードを持参しました(→Roland JUNO-DとKORG KAOSSILATOR PRO)

 

 

 

【参考】演奏曲ごとのセッティング・メモ(ほぼ個人的感想)

「デジタルモグラ」
 →イントロ1とアウトロのみオルガン音色。曲中に手動でピアノ音色を切り替え。今回演奏した5曲の中では比較的難易度が低い曲でした。いやそうでもないか。。
 
 
「私以外私じゃないの」
 →Nord Electro 3HPのピアノ音色のみ。途中コーラスと(速くて複雑な)ピアノのみになる部分があり、その部分をきっちり弾くことができずコーラスさんを大いに戸惑わせてしまいました(汗)。。あまりにも合わないので、ドラマーにガイド用のハットを刻んでもらうことに。
 
 
「ノーマルアタマ」
 →Nord Electro 3HPのピアノ音色のみ。途中、左手の高速アルペジオのフレーズが登場するなどクラシックっぽいアプローチの箇所もあったりします。そしてこの曲は黒鍵ばかりなので、終始気の抜けない難曲というイメージです。
 
 
「ロマンスがありあまる」
 →Nord Electro 3HPのピアノ音色のみ。イントロのピアノのフレーズは有名ですね。これもギター/ボーカルの人と息を合わせて(→実際はうまく合わなかった汗)、なんとか形にしました。
 
 なおこの曲はギター/ボーカルさんが2ndキーボードとして機能します。ポルタメントがかかった独特のリード音をKAOSSILATORで、またサビではオルガン+パッド音色を弾いてもらいました。
 
 
「キラーボール」
 →同じくNord Electro 3HPのピアノ音色のみ。ちなみにこの曲ではギターはなしで、ウワモノはピアノのみになるので結構目立ちます(汗)。この曲もテンポが速く、目まぐるしく変わるコードを高速で弾きこなさないといけないのですが、型にハマると案外難しくないです。むしろドラマーさんがちゃんとテンポキープをしてくれるかがポイントとなってきます。
 
 
 
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 前述したように僕の持ち込み機材はNord Electro 3HPのみだったので、このようにわざわざメモを残しておく必要があるかどうかは疑問ですね、今気付きました。。
 
 
 

ライブ後個人的かんそう

 声を大にして言いたいのですがゲスの曲はどれも速いんですよ。もう超高速。。なので、僕レベルのヘタレキーボーディストでは「考えながら弾く」「見ながら弾く」ということがほぼできません(譜面を立てるとかカンペを置いたところでほぼ意味がない。あくまで個人的感想)。つまり、指が勝手に動いてくれるまでひたすら反復練習をして、曲(フレーズ)を体に浸みこませるしかないのですね。。
 
 
 そうは言っても高速フレーズがうまくハマると弾いていて相当楽しいです。とはいえゲスは他パートもまんべんなく難しく、自分だけでなくバンドとしてもうまく合わないと、なかなかこの楽しさは味わえないかもしれません。今回の他メンバーは上手い人ばかりだったので個人的には非常にラッキーだったと思います。
 
 
 まあ自分の苦手とするところがまた一つ浮き彫りになって、今後の課題として大きく気付かせてもらったという意味ではとてもよい勉強になりました。脱初心者の道は遠いですね。。そしてゲスはもう当分聴きたくもないです。。
 
 
 
 ちなみに今回使用させて頂いたライブハウス・サウンドノート名古屋さんについては、別途記事にしてあります。興味のある方はどうぞ。
 
 
 関連記事:「ライブハウス「サウンドノート名古屋」@名古屋・八事 ~ライブ使用後の感想

 

 

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