グランドピアノを立って弾こう!
2018/11/25
今回のテーマは「グランドピアノを立って弾く」です。 以前本ブログの「たかが「椅子」、されど「椅子」 ~鍵盤演奏用の椅子について」という記事にて、ライブでは座って弾きたい派の僕が熱く語っていますが(笑)、それとは逆のスタイルと言ってもいいかもしれません。
グランドピアノはもちろん座って弾くイメージが強いのですが、曲調(ロックとか)によっては、確かに立って弾くとかっこいいかもしれませんね! あと同じ立奏にしても、アップライトピアノよりグランドの方が断然見栄えがいいですね。
立ってグランドピアノを弾くプレーヤー(兼ボーカル)
真っ先に思い浮かぶのが、アメリカのベン・フォールズ(BEN FOLS)あたりでしょうか(※ただし座って弾いてる時もあります)。BEN FOLS FIVEでのヒット曲「フィロソフィー」が非常に有名です。90年代後期においては、PVなどでも “グランドピアノを立って弾く”姿がよく見られ、もはや彼のトレードマークになっていました。
国内では、スリーピースピアノ・ロックバンドの「WEAVER」(アミューズ所属)が知られています。ピアノ/ボーカルの杉本雄治(すぎもと ゆうじ)さんがフロントを務められていますね。ライブも例年行っており、2017年春にはライブハウス・ツアーが決定しています。
あと国内で忘れてはいけないのがアンジェラ・アキさん。2014年8月、全国ツアーのファイナル公演(@日本武道館)にて無期限活動停止に入られたため、残念ながら演奏する姿は現在見ることができません。とはいえ2016年に入り、楽曲提供など音楽活動は一部再開しているみたいですね。
グランドピアノ立奏の実際…
実際のライブハウスでステージ上にグランドピアノがあることはまれですが、リハーサルスタジオではたまに見かけます。機会があったら実際にグランドピアノを立って弾いてみてください。
僕の場合ですが、身長が180cm近くあり、普通に直立するととんでもなく低い位置に鍵盤が来ます。腕が伸びきった状態でようやく指先が鍵盤に触れることができるといった感じなので、まず実際の演奏としては成立しないでしょう。
では背中を丸めたらどうでしょう。いわゆる猫背ですね。。これだと個人的には見た目がいまいちだなあと思います。
だったらこう弾け!
結局のところ、背の高い人は腰の位置を落とし前後に脚を広げるポーズが一般的なのかなと思います。前後に足を広げるというのは(ダンパー)ペダルを踏まなけばならないためで、必然的に右足が前に来ます。なおファンキーなパーカッシブ・ピアノ曲などの場合はペダルを捨て、足を横に大きく広げてもいいかもしれません(→開脚仁王立ちスタイル)
足を開いているとはいえ、いわば “中腰”の姿勢でピアノを弾くというのは、結構な下半身の筋肉を使いますね。。なんだか筋トレにおける「アイソメトリクス法(静的筋力トレーニング)」みたいです。。
グランドピアノの立奏は筋力勝負である
これが1曲だけならまだしも30分以上連続になると結構キツいです。ももやふくらはぎがプルプルしてきます。WEAVERの杉本さん、爽やかな顔して結構すごいわ~。僕だったら、ここぞという時にしかやる自信がないですね。。背の低い女子だったら余裕なのでしょうか? 今度聞いてみよう。
余談的な
なお「グランドピアノに立って弾く」となると、B'z "BUZZ" the movieの「ALONE」の時の松本孝弘さんみたいになります。ピアノ愛のため、個人的にはおすすめしませんよ(笑)