キーボーディストのための通信講座があった! ~難波弘之さん的回顧録
2018/11/21
1998年頃のお話です。当時定期購読していた雑誌「キーボードマガジン」のページに、とある広告を発見しました。
難波弘之・新・キーボード・コース「Synth of Wonder」
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難波弘之・新・キーボード・コース「Synth of Wonder」 雑誌広告より引用
おお~これは!! 難波さんといえば若かりし僕でも知っていた、超有名なキーボーディストさんじゃないですか!プログレバンド「SENSE OF WONDER」「野獣王国」や、山下達郎さんのサポートなどでも知られています。
これはいわゆるキーボードの通信教育の広告ですね。難波さん自らが、受講者の演奏を録音したテープの添削をしてくれ、模範演奏までして返送してくれる、という一文に当時の僕はノックアウトされ即受講を決めました。その頃はちょうど自己流でのスキルアップの壁にぶつかっていた時期でもあったので、まさに渡りに舟といった感じでした。
数日後…
そんな感じで、しばらくしたら教材が送られてきました。基本的に個人でそれをコツコツ進めるという形式だったので、毎日地道にこなしたですよ。もちろん内容の監修は難波さんによるもので、テキストに添えられていた本人の似顔絵イラストなんかも妙に似てて微笑ましかったです(笑)
その中の課題曲の一つにビートルズの「イン・マイ・ライフ」のソロパートとかあって、必死こいて練習したことを覚えています。今思うと同曲のソロは、僕みたいな初心者には結構な難易度だったなーとしみじみ。
テープを返送してみた!
でもって自分の演奏もテープに録音し送っちゃいました。今となっては何を弾いたか記憶にないのですが、後日ちゃんと難波さんからテープが返送されてきましたよ!
アドバイス内容は覚えていませんが、出来合いのパターンをダビングしたものではなく、きちんと僕の名前を呼んで、僕向けのアドバイスをしてくださったという記憶があります。あと、難波さん自身のライブ情報も吹きこまれていたことを覚えています。いいですね(笑)
まとめ的な
結局こちらからテープを送ったのは1回だけで(ほんとは計12回)、テキストも最後までやり通したかは定かではないのですが、第一線のプロがマンツーマンで添削までしてくれるというのはすごいことだと思います。
一言で「キーボード/シンセ」といっても様々なメーカー・機種があるわけで、そこがピアノの通信教育と比べて難しいところだったと思います。そこをあえて挑戦されたのは素晴らしい!です。
実家に教材CDは残っていましたが、テキストは紛失してしまったようです。うーん残念。また一からやってみたかったな。