ライブ会場は下見をしてから決めよう!
2018/11/24
バンドでのスタジオ練習も形になってきて、いざライブをやることが決まったらモチベーションも上がりますよね。その際、以前本ブログの記事「ステージ上での鍵盤セッティング位置を考える!」でも少し触れましたが、ライブ会場はできれば下見をしておくことをお勧めします。
さらに、自身(および自身のバンド)に会場チョイスの決定権があるとするならば、複数の会場を下見した上で決定するとよいでしょう。以下、詳しく説明してみます。
会場見学(下見)のメリット
ライブハウスのホームページを見れば大体のイメージはつかめるかもしれませんが、掲載されていない良い点や悪い点もあるかもしれません。「ウチは出音がイマイチなんだよね~」とか、「実はステージ上はすごく狭いんだよね。。HPの写真では撮影向けに色々な物を撤去してたけどさ。。」などとバカ正直に書いてあるお店はまずないでしょう。
参考にする情報が主に文字と写真のみになるため、判断する材料も断片的になりがちです。口コミで選ぶというのもありですが、人によって主観も入りますし、絶対的な情報とは限りません。やはり実際に自分(たち)の目と耳で確認するのがよいでしょう。
また、事前に見学しておくことにより当日のイメージがしやすくなり、緊張の度合いも多少薄らぐかもしれません。
見学にお金はかかるの?
ライブハウスによって様々ですが、出演予定者(もしくは出演希望者)である場合、無料で見学させてもらえることがあります。たとえ有料だったとしても、より自分達が演奏するイメージを明確にするためにも見学はしておいた方がよいです。
週末のライブイベントとかにふらりと行ってみると、実際の会場の雰囲気、スタッフのリアルな立ち回りなどが把握できると思いますよ。
見学依頼をしてみよう
見学希望は、いわゆる「イベント主催者(イベンター)」が居ればその人に先に話を通してみます。それ以外の場合では直接お店(ライブハウス)に電話なりメールをして依頼をします。
見学の要望が通れば、日にちや時間帯の候補をいくつか提示してくれると思いますので、都合が合う日にちを選んで足を運ぶという流れになります。スタッフさんもライブ本番中は忙しいので、開演前早い時間帯、もしくはライブ終了後の遅い時間帯を指定されることが多いです。
スタッフさんの手が空いているそういった時間帯では、こちらからの質問に対して丁寧に応えてくれることが多いですね。ただしリハーサルや本番中ではないため、実際に音が出ているところなどは見られないなどデメリットもあります。そういった時は、やはり身銭を切ってでも本番から入って確認したいところですね。
意外と書かれていない「楽屋」の情報
楽屋(=出演者控室)は、出番までの時間をつぶす場所であり、楽器セッティングをする場所であり、人によっては直前練習の場でもあり、はたまた「着替え室(メイク室)」でもあります。
出演バンドは多数なのに、6畳間みたいな部屋しか用意されてなかったりして、非常にがっかりな楽屋も中にはあります。こういった情報はHP上では書かれていないことも多いので、ぜひ実際見学して確認しておきたいところです。
まとめ的な
上記に記したように、見学(下見)のメリットは非常に大きく、ご理解頂けていると思います。
なお希望を出す際は「一人よりもバンドメンバー全員、バンドよりも出演バンド全体」という感じで、集団での見学を依頼すれば、お店側もまとめて対応できるというメリットもあります。
ただし「そんなに大人数で来られても困る」と言われるかもしれません。。そういった時は素直にスタッフさんの案内に従いましょう。