安価で旨みのあるイタリアの「塩」! ~イタリアン作りのお供に
2018/11/26
イタリア旅行に行った人ならば多くの人が感じるであろう「(現地での)料理のおいしさ」。パスタやピッツァを始め、海の近くならば地元で獲れた魚介料理や、生ハム(プロシュット)、チーズなんかも美味しいですよね。本ブログでも何度か紹介しています。
でもって僕が個人的に「イタリア滞在で一番おいしかった」と感じたものといえば何でしょう? ローマ風カルボナーラ? フィレンツェ名物ビステッカ(ステーキ)? ヴェネツィアの海鮮パスタ?? うーんちょっと違います。もちろん上記の料理も美味しかったんですけどね。
正解は「塩」です。
上写真は以前本ブログでも紹介したCONADブランドのもの。要するに近所のスーパーマーケットで購入したものです。価格は確か0.44ユーロ(当時日本円で約50円)。1kg入っているのでズシリと重いです。自分用に買ってきた数少ないお土産だったりします。
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パッケージに『Sale』と書いてあるのは何もセール品ということではなく、イタリア語で「塩(sale・サーレ)」の意味です。まあ 塩が “料理”かと問われると「違うだろ!」 とか言われそうですね(汗)。ご存知の通りただの調味料なのですが、この塩が旨みを含んでいてどんな料理に合わせてもおいしいのです。
結晶の大きさは直径2~3mmといったところでしょうか(上写真右)。そう、これいわゆる岩塩ぽく見えるのです(実際の岩塩かどうかは不明ですが。。)
日本国内のスーパー等で売られている岩塩はちょっとお高いですよね。上の写真だと左側が日本製の卓上タイプ岩塩なのですが、ほんのちょっと入ってるだけで300~400円くらいしたりします。
上記のイタリア塩は結晶のままだと若干使いにくいので、僕の場合は日本製の容器に移し替えて、「ミル(挽く部分)」部分をごりごり回して使ってます。するとサラサラの塩が出てくるというわけなのですね。日本の食塩のように湿気で固まるということはあまりありません(→ちなみに固まったとしても食品の安全面からは全く問題なし。使いにくくなるだけ)
フィレンツェで買ってきた「(お土産向け)パスタのもと」と共に撮影。
この塩が生きるパスタといえばペペロンチーノが挙げられると思います。ペペロンチーノは基本的に「パスタ」「オリーブオイル」「ニンニク」「赤唐辛子(好みによって)」のみで作るので、ここに塩味(えんみ)を足す「塩」は重要な調味料になってきます。
なおパスタを茹でる際には、別にミルで挽いたサラサラ塩を使う必要はないので、結晶のままざらざら湯の中に投入します。
僕はイタリアにてキッチンのある知人の家にしばらくステイさせてもらっていたので、ことあるごとにこの塩を使ってペペロンチーノをはじめとするパスタを作り、食べまくってました。塩の旨みって意外と料理の出来を左右するんだなぁと感心したものです。。
まとめ
塩は非常に安定した物質(→無機物)であり、高温多湿の状況でも腐ったりはしないため賞味期限はないと言われます。1個買っておけば相当長い期間で使っていくことができそうですね。ただし日本にある “外国人向け食材ショップ”でイタリアの塩を置いてある店はあるのかしらん??
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