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2000年代~' Roland 楽器・機材【Vol.〇〇】

【Vol.3】Roland XV-2020 ~ハーフラック音源モジュールの最終形?[2002年]

2018/07/01

 今回はRolandの音源モジュール「XV-2020」についてご紹介してみます。2002年発売です。本ブログでも記事にさせてもらった同社のJV-1010(1999年)と外観デザインがよく似てますね。色は違いますが。。

 

Roland XV-2020

 
 
 僕は2008年頃に本機XV-2020をオークションで購入。当時ハーフラックの超コンパクトな音源モジュールを探してたら、必然的にこの子にたどり着きました。当時の思い出話も交え簡単にレビューしてみましょう。
 
 
 

概要

 RolandのXVシリーズといえば、フラッグシップ機のXV-5080を始め、かつてのJVシリーズの後継として高品位な音色を大量に備える音源モジュールとして知られていました(→2012年に後継機種のINTEGRA-7が出たことによりXVは終了)
 
 
 本機はいわばXVシリーズの末っ子のようなポジションであり、小型ながらXVシリーズのクオリティを受け継ぐ高品位な音源モジュールといえるでしょう。
 
 
 関連記事:「Roland INTEGRA-7 ~ローランド・ハード音源モジュールの集大成
 
 
 

音(音源部)について

 64音ポリ、16パート・マルチティンバーとなっていて、音色を構成する原波形は、上位機種XV-5080譲りの全1,083種類をそのまま搭載しています。
 
 
 用意されているプリセットのパッチ数も、XV-5080機種から厳選した452+新作60+GM(Level2)の256= 全768音色となかなかの数。コンパクトな割にさすがの出来といっていいんじゃないでしょうか。内蔵エフェクトも定番のコーラス、リバーブに加え、いたって実用的な40種類ものマルチ・エフェクターを独立で備えており、音作りの幅を広げてくれます。
 
 
 ちなみにこのJV-2020ですが、当時、某大型掲示板で「AD/DAが悪い」なんて話も飛び交いましたが、個人的には特に不満もなく鳴ってくれましたよ。

 

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操作性について

 音色を探す時に役立つ、パッチの「カテゴリー・ファインダー」や「フレーズ・プレビュー」は使いやすくてよかったですね。ただし本体内でエディットをするケースにおいてには、やっぱり7セグメント(3桁)のみのディスプレイは使いづらいかな。。と思いました。
 
 
 ただし付属のPC用エディター・ソフト「XVエディター」を使えば、本体装備のUSB経由でPCエディットもできたので、普通は問題ないと思います。各種パッチのエディットやエフェクト付け、パフォーマンス・モードの設定もグラフィカルに行えます。僕の場合何故かうまくインストールできず、結局本体の操作のみで何とか音作りしましたが。。
 
 
 

拡張性について

 さらに音色拡張ボードSRXシリーズ用の空きスロットも2基用意しています。このコンパクトボディに2つも空きスロットを装備するとはなかなかですね。僕は、内蔵のエレピが若干頼りないと感じてしまったため、「SRX-12 Classic EPs」で補強して結構使っていました。
 
 
 

思い出的な

 この子は僕にとって可搬性命だったので、様々な現場に気軽に持ち出して便利に使っていました。当時の小型ノートPC用のソフトケースに入れて運んでたっけなぁ。。
 
 
 このようなハーフラック音源モジュールのカテゴリーって、小さいし需要がありそうなものだから、ローランドさんから後継機が出ていてもおかしくないのですが、ないんですねー。やっぱり時代はソフトシンセか。
 
 

仕様
■パート数:16
■最大同時発音数:64
■プリセット:768音色、4リズムセット、64パフォーマンス
■エフェクト:マルチエフェクト40種、コーラス、リバーブ
■外形寸法:218(W)×45(H)×237(D)mm
■重量:1.4kg(ACアダプタ除く)
■価格:オープンプライス  ※発売当時の実勢価格:6万円前後
■発売開始年:2002年

 

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