猫産んじゃった! ~「猫ふんじゃった」の謎
2018/11/25
ピアノのおなじみな曲に「猫ふんじゃった」がありますね。日本人だったら知らない人はおそらくいない超絶有名曲です。
そしてピアノを習ったことがない人でも、とりあえず弾ける人が何故か多いです。変ト長調(フラット6つ!)のものが有名で、それだと黒鍵もいっぱい入っていて、一見するとそんなに簡単すぎるほど簡単という曲ではないと思います。腕も交差させてますね。
そして高速でこれみよがしに弾く人がやたらと多いのは何なのでしょう。。謎です。
数年前、僕の姉(直子【仮名】)も弾いているのを目撃し、無性に腹が立ちました(笑)
「直子のくせに生意気な・・・」
姉はピアノを習ってません。ちなみに僕は弾けませんよ。
この曲、実は世界的にも有名で、各国で様々なタイトルが付けられています。Wikipediaさんからちょっと引用してみましょう。
ねこのマーチ(ブルガリア)
猫の踊り(韓国)
子猫之舞(台湾)
黒猫のダンス(ルーマニア)
猫のポルカ(フィンランド)
犬のワルツ(ロシア)
犬のポルカ(チリ)
ノミのワルツ(ドイツ、ベルギー)
ノミのマーチ(オランダ、ルクセンブルク)
アヒルの子たち(キューバ)
三羽の子アヒル(キューバ)
ロバのマーチ(ハンガリー)
お猿さん(メキシコ)
トトトの歌(イギリス、アメリカ)
カツレツ(フランス)
チョコレート(スペイン)
公爵夫人(デンマーク)
三女の足(デンマーク)
道化師ポルカ(アルゼンチン)
追い出しポルカ(マジョルカ島)
箸 -Chopsticks-(イギリス、アメリカ、カナダ、ハンガリー)
黒のメロディー(ユーゴスラビア)
サーカスソング(イギリス、アメリカ、カナダ)
泥棒行進曲(中国)
※出典: 「猫ふんじ ゃった」フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マーチだかワルツだか、猫なんだかノミなんだかアヒルなんだか、すっかりカオスです。。何だ「トトトの歌」って。こんなに有名な曲にも関わらず、いつ頃、誰が作曲したのかは定かになっていません。発祥国すら不明だそうです。
さてピアノ歴をヒアリングするケースにおいて、「猫ふんじゃった程度なら弾けます」といわれることがたまにありますが、実際のところ、
どの程度弾けるのかさっぱり分かりません。 ( ゜Д゜;)!?
そんな謎だらけのこの曲、一見難しそうで、いざ弾いてみると慣れれば難しくないという感じなので、とりあえず仕込んでおくというのはありかもですね。