わが家の黒ピアノを「痛車」にしたい! ~特注ピアノ塗装の世界
2019/06/30
艶やかな黒がとても美しく、上質感が漂うピアノ。これはこれで美しいけど、一般人がよく目にするピアノはなぜ黒ばかりが多いのでしょうか。ぶっちゃけ、皆さん、黒一色で飽きませんか?
というわけで今回のテーマは、黒いピアノを別の色に塗ってくれる業者さんはあるまいか?という調査報告です。実は調べたら色々ありそうなのでちょっと挙げてみましょう。
(A)注文時に色指定して製造(カスタムメイド)してもらうようピアノメーカーに依頼
これはヤマハさんでもカワイさんでもやってくれますが(※限られたモデルのみ)、自分の好きな色を自由に指定というのは難しく、木目調かホワイトぐらいしか選択できないことが多いみたいですね。
小規模なカスタムピアノ工房とか、海外のピアノについてはできるかもしれませんがよく分かりません。ごめんなさい。
「でもピンクのピアノ見たことあるよ!」という人、いると思います。断定はできないですが、おそらく(B)のケースではないかと思います。↓
(B)家にあるピアノを、好きな色(どころじゃなく、好きな絵とか)に塗装してくれる専門業者に依頼
これはなかなかすごいですよ! 職人さんに頑張って頂き、「痛車」並のクオリティにしてもらうことも夢じゃないかも。ピアノ工房さんの作品例を見てみてください。
「ドレミピアノ工房(B.B.Pianos)」さんのリメイクピアノ
http://www.bbpianos.com/remake-piano-gallery.html
引用元:ドレミピアノ工房(B.B.Pianos)<http://www.bbpianos.com/remake-piano-gallery.html>
「ピアノ工房ピアピット」さんのグレードアップ外装
http://www.piapit.com/cusut.html
引用元:ピアノ工房ピアピット <http://www.bbpianos.com/remake-piano-gallery.html>
なお出張塗装に自宅まで来てくれる業者はまずなく、一旦業者にピアノを送ることになります。
まとめ的な
自分好みに満足できるものに仕上げられるのがカスタムカラー最大の魅力ですね。値段は決して安くありませんが、世界に一台しかない色のピアノを手に入れられるなんて、非常に夢があると思います。興味のある方は一度検討してみてはいかがでしょうか。
ちなみにこれって、もし手放すことになったとしたら買取値的にはどうなるのでしょう。気を付けなければいけないのが著作権の問題。既存のアニメキャラクターをデザインした場合、営利目的での(無許可での)売買は禁止されています。もし本気でそういったデザインピアノを作りたかったら、生涯その “痛ピアノ”と連れ添う覚悟が必要かもですね。