演奏してる時の “視線の先”は?
2018/11/24
個人的に(バンドで)鍵盤を弾いていて意識していることの一つに、「目線の先」というのがあります。本ブログのこれまでのいつかの記事でも書きましたが、僕はライブの時だと基本的に全曲暗譜をして臨むため、目線は終止譜面にくぎ付けということはないです。
でも、その場限りのセッションみたいな場だと “コード進行表”くらいは置くので、やっぱり視線は下向きになりがちです。特に無意識にうちに左手パートの鍵盤部分をよく見ているような気がします。何故か左なんですよね、僕だけのクセなんでしょうか。。
プロはすごいよね
プロの演奏を見ると、一曲通じてほとんど目を閉じて演奏していることも多く、余裕たっぷりに見えますね。逆に僕みたいに必死こいて鍵盤を目で追ってるというのは、余裕がなく頑張っちゃってるように見られてちょっとカッコ悪いかも。。
まあ下を向くのが絶対に悪いというわけではありませんが、見た目的にはあまりおしゃれではないですね。プロだって「今日のライブは演出(見た目)の都合上、譜面は立てずにお願いします」という現場もあるくらいだし。急にそんなこと言われたら僕だったら大いに動揺しそうです(笑)。さすがプロフェッショナル~
顔を上げると景色が変わる
ただし、ほとんど鍵盤を見なくても弾ける曲(部分)というのは自分にもあって、その時は意識的に顔を上げるようにしています。ピアノ教育的に “正しい演奏時の視線の先”みたいなものが存在するかどうかは不明ですが、個人的には顔を上げて弾いた方が断然楽しいですね。バンド全体の音が聴こえてくるし、メンバーとアイコンタクトも取れる。
何より、ライブ時にお客さんの反応がよく見えるというのは大きいですね。今日のお客さんはどの曲でノッてくれてるのとか、そもそも楽しんでくれているかどうかとか。。これは実際に顔を上げて、目で見て初めてハッキリ分かるところでもあります。
そんなわけで、演奏中も常にフェイスアップは意識していますよ。そのためには、まずは何度も何度も弾き込んで曲を体で覚えることですよね。あとは勝手に指が動いてくれると信じてます。頑張れ俺の脳と指(笑)