ライブの対バンメンバー(共演者)と仲良くなりたい!
2018/11/24
アマチュアバンドマンが “対バン形式”でライブを行う際、他の(面識のない)バンドの人たちとも少なからず接触することがあるかと思います。せっかくその日のイベントで一日一緒にいるんだから、共演者とも仲良くなりたいと思っている人は多いと思います。
とはいえバンドマン(ミュージシャン)って、意外と人見知りな人が多いのですよ、知ってました? ええ実は僕もかなりの人見知りです。「共演者と仲良くなりたい」と思ってはいても、なかなか話しかけるきっかけがなく、結局は気の知れたバンド内メンバーとつるんでばかりなんてことも。。
これはもったいないということで、共演者の方に話しかけてみるきっかけを考えてみましたよ。ポイントは「タイミング」と「ちょっとの勇気」です。
まずは会場入りのタイミング
夕方開演のライブイベントだったとしても、その日のイベントの全出演者は正午前くらいに全員集合して、スタッフさんと顔合わせおよび注意事項を聞いたりするところから始まります。
午前中、入り口前で楽器を搬入している人たちはまず間違いなくその日の共演者です。あいさつは自分から積極的に、「おはようございます。今日ご一緒させてもらいます○○というバンドの□□です。よろしくお願いします」と名乗るとGOODです。
リハーサル中のタイミング
顔合わせが終わると、食事に入ったり、最初のリハーサル番のセッティングが始まります。ここで出番(→自分たちのリハーサル)までの時間が空くバンドは、一旦外に出てファミレス等で時間をつぶしたりするのですが、僕は結構他バンドのリハーサルからして見学したいタイプです。
特に同パート(キーボード)の人を見つけると、機材に着目して話のきっかけにすることが多いです。「そのシンセ、いい音出ますよね、本番楽しみにしてます!」みたいな。キーボーディストも絶対数が少ないので、そのように声を掛けられて嫌な気分になる人はいないかもです。
相手に興味を持つことで、逆にこちらにも興味を持ってもらう効果もあります。
楽屋内待機でのタイミング
狭い楽屋内なので、物理的に距離感が近く、親近感も湧きやすいかもしれません。ここでもちょっとの勇気(とタイミング)で話しかけられるとよいですね。「いつ頃からライブ活動をしているのですか?」など、定番の切り口から会話の幅を広げていってはいかがでしょうか。
共演者が本番に向かう直前のタイミング
これはもう「いってらっしゃい!」「がんばってください!」「楽しんできてください!」みたいなふつうの言葉だけで十分でしょう。ひとことだけだったとしても、言われた方としてはうれしいですよ。
共演者が本番を終えてステージから下りてきた時のタイミング
ここでのあいさつは「お疲れさまでした」が定番ですが、できれば、「○○すごくよかったです!、かっこよかったです」とプラス+αの言葉を掛けるとより良いと思います。○○の部分は、演奏技術そのものだったり、ステージ・パフォーマンスだったり、素直に感動したことを伝えるとよいでしょう。
ライブ後の「出演バンド合同打ち上げ」は共演者と仲良くなるチャンス!
ある企画のもとに開催されたライブイベント(例:アニソンコピー大会、ヘビーメタル大会)だと、ライブ後に「出演バンド合同打ち上げ」が行われることが多いです。初対面の共演者の人たちと、より親交を深める絶好の機会といっていいでしょう。
ライブを終えてお互いテンションが高いのに加え、特定の “共通ワード”を持っていることが多く、話も盛り上がりやすいです。お酒の力も借りられますしね。
まとめ的な
そんな感じで、いくつかポイントを挙げてみましたがいかがでしょうか。
なお共演者の演奏中には、客として積極的に盛り上げるように心掛けると、演奏している側もうれしく感じるものです。何もヲタ芸みたいに盛り上げるべきなんてことは全くなく、普通に前列に立って鑑賞するだけでいいのです。前列(特に中央)に人がいるのといないのでは、演奏者のモチベーションも大きく変わってきます。
「ライブが盛り上がるバンド」は、間違いなく 他のバンドを盛り上げるのも上手い人たちです。人見知りの僕にとっては若干ハードルが高い部分でもありますが、なるべく積極的にならなくてはと思ってたりします。