披露宴余興でピアノ演奏! ~精神的胃痛的回顧録
2018/11/24
僕のお友達はバンド仲間に限らず、僕が音楽(鍵盤)をやっていることを知ってる人が多いので、結婚式(披露宴や二次会)にてピアノを演奏させて頂く機会が何度かありました。式場には大抵アコースティックピアノが設置されているため、手ぶらで行ってお祝いの言葉を述べて弾いてくるだけです。
依頼して頂くのは非常に光栄なことで、「精一杯お祝いするよ」とかいっぱしの言葉を返してお引き受けするのだけど、あがり性の僕にとっては超ビッグイベントです。だっておめでたい席だし、お二人の今後の門出を占う意味でもミスは絶対に許されないというプレッシャーが半端ないのです。
決まったらとりあえず練習!練習!
そんなわけで、新郎である友人からは積極的にリクエストは受け付けることはせず(笑)、あえて自分が慣れ親しんだ「鉄板曲」で臨んだりします。まあ選曲の理由はナンボでも後付けできるからね。いいんですそれで!
でも実際は「(二人にとっての思い出の)この曲をぜひ弾いて欲しい!」と指定される時もあって、そうなったら腹をくくるしかないわけで、胃痛と闘いながらひたすら練習したりします。こうなると自分の中ではもはやお祝いムードではなく、悲壮感いっぱいのモードになります(笑)。ほんとチキンだわー。もう昼夜問わずひたすら練習しますね。
いよいよ披露宴当日
新郎新婦は当日は忙しいこともあり、式開始直前に簡単な段取りだけ確認して、演奏はほぼ一発勝負となるケースが多かったです。なお電子ピアノの場合は、音の鳴り方などを事前に確認できる時もありました。
さてあがり性の僕にとっては他にも困ったことがあります。というのも、余興(→僕の出番含む)は式の中盤以降に行われることが多く、緊張で食事が喉を通らないのですわ。披露宴の料理といえば、コースで実質1万円以上の料理が出てくるのに、ほとんど味が分からないのですよ。
演奏が終わってほっとして帰ってきても、既にコース料理も終盤で、すっかり冷めてしまっていることも多いです。あろうことかお皿が下げられていることもあり、大いにしょんぼりなのです。。
そんなわけで、もうちょっと緊張せずに弾けたらなあと思う今日この頃です。プロのブライダル・ピアニストさんとかほんとすごいと思いますわ。。
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おまけ・どんな曲を選ぶ?
新郎新婦側から特に指定がなければ、老若男女問わず人気・認知度が高い「ディズニー・メドレー」とか「ジブリ・メドレー」とかでまとめると無難です。アレンジも極力簡単にしていいと思います。あるいは市販の「ウェディング向けピアノ曲集」みたいなものを利用してもよいでしょう。
自分の発表会でも何でもないので、新郎新婦さんはもちろん、多くの人が喜んでくれる曲を選びたいですね。