寝ながら鍵盤を練習したい! ~環境作りを考察してみる
2018/11/23
ピアノの練習って基本的に、ちゃんと楽器の前に座って正しい姿勢で弾かないといけないですよね。特に小さい頃から先生について習っている人にとっては、
「背筋はぴんと伸ばして」
「肩の力を抜いて」
「手は卵を柔らかく握るような感じで」
といった感じで、幼少期からの “型”が体に染み付いている人も多いかと思います。
確かにピアノではそうだけど・・・
でもシンセだとペダルもないし、別に座って弾く義務もないと個人的には感じていて、もっと気軽に練習できたらなぁと日々思ってます。
最近の僕の傾向で、鍵盤にちゃんとした姿勢で向かってもすぐに疲れてきます。背中やお尻は痛くなるし、かといって椅子に背もたれはついてないし。。そんな感じで、練習のON/OFFが非常に明確になってます。
「今日は2時間みっちり弾いたなー よう頑張ったわ俺。寝る」みたいな。
ギターを買ったばかりの少年が、「ギターを抱えながら寝た」などと言っている話はよく聞きますが、鍵盤もそんな感じで常に楽器を手放さない感じで弾けたらなぁ。できれば寝転がって(笑)
実際、自然と楽器に触っている時間も長くなり、運指を覚えたりメロディラインを考えたりする目的だったら “あり”だと思うのです。
というわけで考えた
寝ながら鍵盤を練習する環境作りを考えてみました。なおこの場合の鍵盤は、電池内蔵・スピーカー内蔵のものをチョイスするとベッド周りがすっきりします(場合によっては、電池すら要らないトイピアノで代用してもいいでしょう)。
・YAMAHA refaceを枕元に置く
→これはお手軽かつ現実的。refaceは小型サイズなのに出音は素晴らしいのでモチベーション・アップにもつながりそう。電池駆動・スピーカー内蔵なのもGOOD!
・病院のベッドのように、寝た時にテーブルが渡してあってそこに鍵盤を置く
→ベッドは簡単にリクライニングできるようなものであればなおよし。
・アーム式の支柱をベッド等に取り付け、空中に鍵盤を設置する
→アームが可動して、自由に高さ・角度等が調節できるものが好ましい。PCディスプレイ用とかスタンドライトではよく見かけますね。あんな感じです。でもこれ腕が疲れそうですね。。
僕の場合…
僕の部屋は狭いしヤマハ refaceは持っていないので、ベッドの脇にウーリッツァーを置いてます(常設じゃないけど)。ベッドから微妙に遠いので寝ながら弾くというのは無理ですね。。弾くポジションとしてはベッドに座ることになります。起き上がる手間は致し方ないです(笑)
ただし電源を入れる必要がないというのは大きいですね。電子楽器における電源ON/OFFって、弾く(弾ける)/弾かない(弾けない) の明確な境界線になっているような気がして、一度OFFにしたら「もうその日は店じまい」という雰囲気になってしまいます(個人的には)
その点Wurlitzerはトーン・バーを物理的に叩いているのでそのままでも一応音は出ます(聴感上のピッチは多少ずれますが)。「触っていて楽しい」タッチを備えている点も含め、十分練習モチベーションになり得ると思い設置しています。
ちょっと補足
スピーカー無し小型キーボードに付け足す「後付けスピーカー」をチョイスするポイントとしては、USB接続の超小型PC用スピーカーのカテゴリーで探すという手もあります。探せば5×5×5cmみたいなサイコロ・スピーカーも出てきますね。これを鍵盤本体にマジックテープとかでくっつけておくと便利。なお電源は、USB→コンセント変換アダプターがあれば問題ないです。
まとめ的な
結局のところ、ものぐさな自分を正当化するような記事になってしまいました。。実際、寝ながら練習できるというのは自分にとっては夢のような環境であり、割と本気で考えてたりします。