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【書籍】『トイ楽器の本 ~眺めてかわいい、弾いて楽しい魅惑の音色たち~』(良原リエ著)

2018/07/03

 今回ご紹介する本は、良原リエ著の『トイ楽器の本 ~眺めてかわいい、弾いて楽しい魅惑の音色たち~』です。初版は2018年4月。僕は先日近所の図書館で偶然手に取り、思わず借りてきてしまいました。

 

 

 ひと言で “トイ楽器”といっても明確な定義があるわけではありませんが、一般的には子ども用の音の出るおもちゃといった感じですね。本書では実に様々なトイ楽器がオールカラーで掲載されています。
 
 
 あと、著者である良原リエさんの肩書の一つに「トイピアニスト」と書かれているのも興味深いですね。“名乗ったもん勝ち”みたいな感じですか(笑)
 
 
 

どんな感じの内容?

 古今東西の “魅惑の”トイ楽器たちがフルカラーで掲載されています(ページ数は120P超)。一応章ごとにカテゴリー分けされているみたいですね。各章を見てみましょう。
 

第1章 トイピアノ
第2章 トイオルガン
第3章 鍵盤ハーモニカ
第4章 トイアコーディオン
第5章 グロッケンとシロフォン
第6章 ベビートイ
第7章 バーディー
第8章 ノイズメーカー
第9章 リングアンドベル
第10章 スクイーキー
第11章 ホイッスル
第12章 トイパーカッション

 ページの割と冒頭に書かれていますが、著者の良原さんによる本書に掲載した “トイ楽器”の定義としては、
 
 

①眺めてかわいい ②良い音が鳴る ③実際に演奏した(する予定)

 であり、その3点をクリアしたもののみをセレクトしてあるそうです。
 
 ちなみに第7章の「バーディー」は鳥の形を模したいわゆる “鳥笛”のこと。あと第10章の「スクイーキー」というのは、押すと「きゅう」とかわいい音が鳴る、水に浮かぶ “アヒル隊長”に代表されるようなおもちゃのことみたいですよ。これらも「楽器」として含めちゃったんですかそうなんですね。、まあ可愛いのでよしとします(笑)

 

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個人的かんそう

 誌面の約半分(前半部)は「鍵盤楽器」で占められており、これは本ブログからすれば素通りすることはできない内容となっています(笑)。これらは実に小さくてカラフルでいかにも子供が夢中になりそうなデザインですね。
 
 
 特にトイピアノはトイ楽器の中でも非常にポピュラーであり、一般的なピアノショップでも客の目を止めるため目立つ場所に置かれていることも多いです。ミニながらも鍵盤は各鍵独立して鳴るものが多いので思わず弾きたくなっちゃう感じです。
 
 
 あと、トイオルガンなるものがあるとは知りませんでした。。これが画像で見る限りアンティーク調でデザインが優れているものが多い印象。インテリアとしておしゃれな部屋に置いといてもいい感じです。
 
 
 なお本書に掲載されているトイ鍵盤たちはほとんどが外国製ですね(年代も古いものが多い)。珍しいものが多くてこれはこれで見て楽しいのですが、“楽器屋でふつうに買える(国産の)トイピアノはないものかいな?”ということで、以下のトイピアノは僕が勝手に紹介するものです。ご参考までに。

 

 楽器店の店頭にも置かれていることが多いクレラの真っ赤なトイピアノ。お手頃価格で入手しやすい一台といったところですね。外装が木製なのもGOOD

 

 一般的なグランドピアノの外観を模したKAWAIのトイピアノ。なおこのカテゴリーのトイピアノ製品ってKAWAIがラインナップ豊富で、YAMAHAが皆無なのがちょっと謎です。

 

 61鍵盤を備えちょっと高級感ある仕上がりになっているのがこのKORGマイクロピアノ。両手弾きにも対応し、オプションでダンパーペダル(KORG DS-1H)を付けることもできます。
 
 
 

現代の音楽制作/ライブ演奏でトイ楽器はありか?

 プロの音楽制作の現場においてこういった “トイ楽器”が、ばりばりオケを支えるといった使い方をされるのはあまりイメージが湧きませんが、ちょっとした素朴な色付けを加えるというのはアリだと思います。チープな電子キーボードに入っているような “ありもの”を使うより、実際のおもちゃを鳴らした方が手作り感で出ていいんじゃないかなー、と。
 
 
 ライブでのトイピアノ演奏で個人的に思い出すのが初期の椎名林檎さん。彼女は1stライブツアーである『先行エクスタシー』(1999年)の最後の曲「同じ夜」において、トイピアノのみで1曲丸々弾き語りを行いました。
 
 
 うーん、他には思い浮かばないな~、、ライブ前列に居るお客にトイ楽器をいくつか手渡して、(定番曲にて)客席を巻き込んだ合奏なんてやったら盛り上がると思うんだけどな(笑)
 

 

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