ライブハウス以外のお店でライブ!
2018/11/23
これまでの本ブログ記事で、「ライブをするならライブハウス」みたいなニュアンスで書いていたことが多かったのですが、ライブハウスではないお店でライブをすることもあります。今回はそんなお話です。
ライブハウスといえば、専用のハコを貸してライブを仕切ることで出演者・お客からお金を得て、それを主な収益として経営しているお店といえます。
実は、演奏できる場所としては他にも、週末とかだけライブ会場として開放する飲食店などもあります。お店の形態としては、バーやレストラン、スナック、カフェなど様々ですが、ここでは「ライブバー」という呼び名に統一してみましょう。
「ライブバー」は一般的なライブハウスに比べて小さく、ライブ時に椅子・テーブル等を一時撤去してスペースを確保するところが多いです。それでも収容人数は30~50人程度のところが多いですね。
中には専用のステージが設置されていて、テーブルを撤去することなく、お酒や食事を楽しみながらライブ鑑賞できるお店もあります。若干僕の主観が入ってますが、ライブバーを出演者として利用する際の、ごく一般的なメリット・デメリットを挙げてみましょう。
メリット
■出演料が安い
→ちゃんとしたライブハウスだと、対バン5バンドとして、PA料金込みで1バンド2~3万くらいが多いのですが、ライブバーだと1バンド数千円で済むところもあります。
■長く演奏させてくれるところが多い
→ライブハウスより出演時間にシビアでなく、色々と融通が利くところが多いです。
■お客さんとの距離が近い
→こじんまりしたハコが多いので、お客さんとの掛け合いがしやすいです。
デメリット
■出音のバランスがいまいち
→元々ハコ自体が小さいので、モニタースピーカーが置いてないところも多いです。全体的なPAシステムも簡易なので、こちら側の(音響的な)リクエストが実現されないことも多いです。
■狭い
→いわゆる楽屋はないところが多いので、荷物置き場確保に困ることが多いです。客席との境界もあいまいな所が多く、機材盗難にはくれぐれも気を付けたいです。
まとめ的な
改めて考えると、少人数編成のバンドや、アコースティック系、弾き語りのライブに向いてるなと感じます。あまり機材を持ち込むと客席を圧迫するので、できればシンプルなセッティングで臨みたいですね。お酒でも飲りながら、ゆるりとやりたいです。