アーケード向け音ゲー『ノスタルジア』をプレイしてみた! ~KEABOARDMANIAの進化形
2018/11/28
今さらではありますが、アーケード用音楽ゲームとして2017年から稼働している『ノスタルジア』(コナミアミューズメント)をプレイしてきました!
いや~、一人でゲームセンター(とは最近言わないかもしれないが)に行くのは何年ぶりでしょう。実際にプレイした際の率直な感想などを織り交ぜつつ、ゲームの概要なんかも超絶簡単に説明してみたいと思います。
公式トレーラー(ノスタルジア ƒORTE)
「ノスタルジア」とは
コナミアミューズメントのBEMANIシリーズ作品の一つ。操作デバイス(コントロールボタン)がピアノの鍵盤を模したものになっており、降ってくるノーツ(オブジェクト)に合わせてタイミング良く鍵盤を叩くゲーム。以前本ブログでも記事にしましたが、昔からのユーザーにはKEYBOARDMANIAの現代版といった感じに捉えることもできそうですね。
関連記事:「KEYBOARDMANIAのこと ~鍵盤的「音ゲー」回顧録」
上記記事では2000年代初頭に実際に僕がKEYBOARDMANIAをプレイして、結局のところ『難しすぎるだろコラ!』と逆ギレしてしまっているのですが(汗)、「ノスタルジア」では、特にピアノ(鍵盤楽器)未経験者でもとっつきやすい設計になっていると思われます。2018年7月現在ではバージョンアップ仕様の「ノスタルジア FORTE」が稼働しているようですね。
アーケード版
■ノスタルジア(2017年3月1日稼働) …初代作品
■ノスタルジア FORTE(2017年7月19日稼働) …追加要素を加えたバージョンアップ版
サブタイトルの読みは「フォルテ」。タイトルロゴでは「ƒORTE」のように表記される。
店内マッチングとグレード昇格システム実装、新判定「NEAR」、片手で演奏機能などが追加された。
※出典: 「ノスタルジア (音楽ゲーム)」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
でもってプレイ
ええと、まず最初にお断りしておきますが、本ゲームの実際のプレイ画面は一つも撮影してまへん(汗)。というのも一人でこちらに来たため。いやーゲーセンって、昔はぼっちで行ってストイックにスコア更新とかに勤しんでたのですが、今どきのゲーセンはお友達でわいわい楽しむというスタイルなのですね。。ちょっと肩身が狭かったです。
今度連れの人と一緒に来る機会があれば、ぜひその時の模様を画像付きで展開してみたいと思います。今回は勘弁してください。。
基本ルール
画面中央から放物線を描きながら降ってくるノーツに合わせ、手元の鍵盤風デバイスをタイミング良く操作し、演奏終了時に一定以上の成績であればクリアとなる。ノートは鍵盤風デバイス3~7個分の幅があり、その範囲内であればどこを押しても反応する。 なお、下記の特殊な音符が存在する。●テヌート - 「音を保持する」、鍵盤を押しっぱなしにするノート。
●グリッサンド - 鍵盤を滑るように奏でるノート。
●トリル - 指で交互に叩くノート。※出典: 「ノスタルジア (音楽ゲーム)」 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ふむふむ。。初見だしとりあえず得点とかコンボとかは気にせず、天から降ってくるノーツに合わせ、手元の鍵盤(もどき)であるスイッチをタイミングよく押していきますよ。このノーツというのが鍵盤風デバイス3~7個分の横幅があるため、鍵盤も大まかに3~7個いっぺんに押すことになります。
そう、この鍵盤風デバイスというのが本ゲームのキモであり、前作KEYBOARDMANIAとは決定的に異なる点ですね! 本機では、音符に対応するノート(オブジェクト)に1鍵単位で正確に打鍵しなくても、ちょいちょい正判定をしてくれるっぽいです(注:個人的体感ですよ)
なおちゃんと調べたところ、Forte以降では「Near」判定が導入されており、ノートから1鍵盤ズレた場合は「Near」と判定され、コンボが途切れないようになっているそうです。
ちゃんと白黒鍵盤っぽいインターフェースが備え付けられていますね。
ちなみに黒鍵は、白鍵に海苔を貼り付けたようなだけのただの飾りであり、実際は白鍵の部分を叩くことになります。叩いている時の画像を載せられないのは残念ですが、これが打鍵時に色が目まぐるしく変わって相当カラフルですねー。
とりあえずNORMALモードで数プレイしてみましたがそこそこ楽しめました。
個人的かんそう
KEYBOARDMANIAの記事にて “もうちょっと易しいのを出してくだされ!”と個人的につぶやいたリクエストが、奇跡的にコナミさんに届いたという感じですね(笑)。曲も、耳覚えのあるクラシック曲からボカロ/アニソン系、ポップスなど幅広く網羅しており、幅広い年代の人に受け入れられそうです。なおピアノアレンジではピアニストの まらしぃさんが参加しているそうです。
特に本ゲームにおける「グリッサンド(鍵盤を滑るように奏でる)」や「トリル(素早く指を交互に奏でる)」は、全くのピアノ未経験者であっても “自分ってなんかピアノ弾けてるじゃん!”という気分にさせてくれるかもしれない(笑)、面白いゲーム要素だと感じました。
まあ実際のところはピアノ演奏でも何でもないのですが、「DrumMania(ドラムマニア)」や「太鼓の達人」などをきっかけに本格バンド・ドラマーへと転身した人などがいるように(実際にいる)、本ゲームを通じて鍵盤演奏に興味を持ってくれる人が増えたらいいなと思ったりします。模範解答的な締めですんません。。
関連記事:「KEYBOARDMANIAのこと ~鍵盤的「音ゲー」回顧録」