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宮地楽器 Wurly's!(ウーリーズ)さんに行ってきた! ~ヴィンテージ・エレピ・ショップの聖地

2018/11/28

 

 

 ついこの間、東京・千代田区神田小川町にある「宮地楽器 Wurly's!」(以下ウーリーズ)さんにお邪魔させて頂いたので、その時の店内の様子などを簡単ではありますがレポートしてみたいと思います。
 
 
 ウーリーズさんといえば、ビンテージ・エレクトリックピアノやアナログシンセを専門に取り扱う、特にエレピ好きには知る人ぞ知るマニアックな(笑)店舗として有名ですね。近年では最新のモジュラーシンセ(EURORACK)も取り扱っています。
 
 
 なお以下ウーリーズさんの店舗情報(および展示楽器)は2018年2月現在のものです。最新の情報は店舗ホームページなどでご確認ください。
 
 

宮地楽器 Wurly's!(ウーリーズ)

 こちらがお店の構え。JR秋葉原駅から徒歩で移動してきました(約15分)。なおこの日は休日であり、日没前の時間帯にお邪魔させて頂きました。
 
 
 

この日の展示エレピたち

 いきなり目を引いたのがグリーンのWurlitzer。EP-200とかEP-○○とかの型番というのはなくて、「Student model」と言うらしいです(店員さん談)。現在は調整中とのこと。相当なレアものですね。
 
 

 そして入口の目立つ位置に展示されていたのがこちらのWurlitzer 200A(EP-200A)。店名の由来にもなっている(と思われる)、ウーリッツァーの代表的なモデルですね。この個体は調整済みであり、売り物ということで値札も付いていました。
 
 

 ここからはこの日展示されていたRhodes方面のご紹介をしてみましょう。上画像はStage MK1の73。鍵盤は若干黄ばんでいて、そのせいなのか売価もお手頃な感じでした。なおウーリーズさんでは鍵盤の貼り替えにも対応してくれるそうです。
 
 

 こちらは調整前と思われるFender Rhode Mark I Suitcase。このように60~70年代生まれのビンテージ・エレピが複数台店内にあるというのもウーリーズさんならでは。
 
 

おっとこれはまさに調整中といった趣きのRhodes。
 
 

 下段の白い鍵盤はばりばり近年のモデルであるWaldolfの「Zarenbourg」。ちゃんMARIさん(ゲスの極み乙女。)が一時期使っていたことでちょこっと有名ですね。デザインもオシャレだと思います。
 
 

 特にRhodesと相性の良いコンパクト・エフェクターたち。こういったエフェクターも店頭販売してるのは(鍵盤専門店としては)粋な計らいだと思います。

 

 

 

この日のシンセたち

 店内やや奥まったところにあったEURORACKブース。この一枚の写真の中に、全部で何個のつまみ・スイッチ・端子類が詰め込まれているのでしょう。。
 
 

 これらモジュラーシンセは店内で音出しも可能となっています。ああ!オシロスコープいいなぁ~、欲しい(笑)。ちなみにモニター用スピーカーは僕も愛用しているYAMAHA HS5だと思われます。
 
 関連記事:「YAMAHA HS5 ~8畳くらいの部屋でちゃんと鳴ってくれるパワード・モニター・スピーカー
 
 

 これまた珍しいMOOGの「SONIC VI(SONIC 6)」を発見。発売は1972年頃。手提げのスーツケース筐体に音源+鍵盤を組み込んだ、ポータブル・タイプのデュオフォニック・アナログシンセサイザーですね。これはminimoogに代表されるような “いわゆるMOOGシンセ”とはちょっとキャラの異なる、個性的かつレアな一台です。いい青してます(笑)
 
 

 こちらはイタリアのJENというメーカーが作った「SX1000」というシンセらしいです。今までこんなシンセが存在していたとは全く知りませんでした。
 
 

 以前本ブログでも紹介した「Oberheim OB-X」もありました! 調整中とのことで音出しができなかったのはちと残念。。
 
 関連記事:「Oberheim OB-X ~OBERHEIMサウンドが詰まったアナログ・ポリシンセ
 
 

 STUDIO ELECTRONICS社のタッチ・パネル式アナログ・モノシンセ「ATC-1」。これはMIDIMINI、SE-1などで知られるSTUDIO ELECTRONICS社が90年代半ば頃にリリースしたマニアックな一台ですね。
 
 関連記事:「STUDIO ELECTRONICS ATC-1 ~カメレオンなアナログ・モノシンセ[1996年頃]
 
 こいつの個性的な点は、“着脱可能なフィルター・カートリッジ”により、複数の機種のフィルター回路(をシミュレートしたもの)を、ファミコン・カセット感覚で差し替えができるというものです。うーんマニアック(笑)。なおカートリッジ・スロットは背面にあります。
 
 

 美品なRoland TR-606。これだけでも十分ビンテージな機種だと思うのですが、他の展示品があまりにマニアック過ぎて若干かすんでしまっている感が出ています(汗)
 
 
 

個人的かんそう

 まさに “ビンテージ・エレピの聖地”と言ってもよい、エレピ好きには特別なお店といってもいい素敵な場所ですね。店員さんも知識豊富でこちらの質問にも丁寧に答えて下さるので、気になったことがあったらどんどん相談してよいと思いますよ。
 
 
 ちなみにこの日は、当初全く買い物をする気がなく気軽に訪れたのですが(失礼)、個人的にちょうど探していたモノがたまたま入荷していたということで、衝動的にある商品を購入してしまいましたぁ!! いやー顔出してみるもんですね。。何を買ったかとかはまた後日の記事にて改めて報告させて頂きたいと思います。
 
 
 →(2018年2月22日追記)書きました!
 「Wurlitzer 200用フライトケース(中古)を購入しました! ~@宮地楽器 Wurly's!さんにて
 
 
 
 
 
宮地楽器 Wurly's!(ウーリーズ)
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町1丁目4
https://miyaji.co.jp/Wurlys/
TEL:03-5256-8181
営業時間:平日11:00~20:00  土日祝日10:00~19:00
定休日:水曜日

 

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