キーボーディスト、脱初心者を目指す

ピアノ、シンセサイザー、オルガンとか鍵盤楽器もろもろ。関係ない記事もたまにあるよ

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浜松市楽器博物館に行って来たった!(2017年4月某日) ~電子楽器コーナー編

2018/02/17

 先日、静岡県浜松市にある「浜松市楽器博物館」に行ってきましたよ! ここは1995年に開館した日本唯一の公立の楽器博物館で、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アフリカなど世界中の様々な楽器を集めた、東洋最大の楽器博物館でもあるそうです。さすが楽器の街・浜松!
 
 
 鍵盤楽器的には、ピアノやオルガンなどはもちろん、シンセサイザーなどの電子楽器の展示が充実しているのが特徴的ですね。本記事では2010年に開設されたこの「電子楽器展示コーナー」を紹介してみたいと思います。
 
 
 いやここはすごいですよ! シンセサイザー(海外・国産)、ハモンドオルガン、エレクトリックピアノ、ギターシンセなどなど、時代を代表する電子楽器/鍵盤楽器が展示されています。なお博物館ということで基本的に楽器に触れる(音を出す)ことはできませんが、写真撮影はOKでした。いくつか画像でも紹介してみましょう。
 
 

浜松市楽器博物館_電子楽器コーナー全景

 こちらが電子楽器コーナーから入口から見た全景。展示スペースは広く動きやすいです。この日は他のお客さんはほぼ皆無で撮影にはもってこいでした。
 
 

HAMMOND B-3(浜松市楽器博物館)

入口付近にまずあったのがオルガンコーナー。これはHAMMOND B-3です。
 
 

HAMMOND B-3(浜松市楽器博物館)

 非常に美品であり重厚感が際立ってますね。ちなみにハモンドオルガンは他にもA-100や、デジタルのXB-3なんかもありました。
 
 

HOHNER D6(浜松市楽器博物館)

 クラビネットの代名詞とも言えるHOHNER D6。これもマニア垂涎の一品ですね。現在状態のよい実機を手に入れるのは結構困難です。
 
 

Fender Rhodes 76(浜松市楽器博物館)

Fender Rhodes 73
 
 

DONCA MATIC DA-20(浜松市楽器博物館)

DONCA MATIC DA-20(浜松市楽器博物館)

 出ましたドンカ・マチック! 1963年発売のKORG(当時の京王技術研究所)初となる製品です。このように一般人(?)にとってはイマイチよく分からない楽器も、理解しやすいようていねいな解説文が添えられています。
 
 

MOOG SYSTEM 35(浜松市楽器博物館)

 シンセサイザー・コーナーに移ってみましょう。これは「MOOG SYSTEM 35」。このように海外製シンセも置いてあるんですね。
 
 

KORG PS-3300(浜松市楽器博物館)

こちらはKORG PS-3300。なおキーボード・ユニットはありませんでした。
 
 

Roland System-700(浜松市楽器博物館)

 そしてひときわ目を引くRoland SYSTEM-700。こちらはインパクトがすごくて、初見の人の心をつかむには十分すぎるほどの存在感を放っていました(笑)。ちなみに隣には同社のデジタル・シーケンサー「MC-4」が見えます。
 
 
 MOOG Liberation

 おお!これはモーグのLiberation(リバレーション)じゃないですかー。滅茶苦茶重かったらしいですね。
 
 

ARP 2600

こちらはARP 2600のグレー・モデル。なつかしい。。
 
 

KORG-700(MINI-KORG)(浜松市楽器博物館)

KORG-700(通称ミニコルグ)発見。3オクターブなので非常にコンパクトですね。
 
 

Roland JUPITER-4(浜松市楽器博物館)

Roland JUPITER-4
 
 

KORG 試作第1号(浜松市楽器博物館)

 これは珍しい! コルグさんの試作1号機。2段鍵盤なのは当時の電子オルガンを意識していたためでしょうか。。
 
 

エース電子工業 ACE TONE GT-7(浜松市楽器博物館)

 こちらも極めて珍しいエース電子工業の電子オルガン「ACE TONE GT-7」。エース電子工業とは梯郁太郎氏(ローランド創設者)が1960年に設立したメーカーですね。
 
 

Roland GR-500(浜松市楽器博物館)

 こちらは1977年に発表されたギター・シンセサイザー「GR-500」。ギターシンセって70年代から存在してたんですね。。
 
 

YAMAHA DX7(浜松市楽器博物館)

いわずと知れたYAMAHA DX7。「80年代はDX7の時代」と言ってもいいのかもしれません。
 
 

KORG M1(浜松市楽器博物館)

 1988年発売のKORG M1。いわゆるワークステーション・シンセの草分け的機種であり、世界的にも大ヒットしました。
 
 

YAMAHA recafe series(浜松市楽器博物館)

最近のモデルもありましたよ! これはYAMAHA refaceシリーズ。
 
 

YAMAHA MONTAGE 7(浜松市楽器博物館)

 YAMAHA MONTAGE 7。こちらは発売されてからまだ1年も経っていませんね(2017年4月現在)
 
 
 

まとめ的な

 その時代々々を彩った歴史的な電子楽器/鍵盤楽器が解説文と共に展示されており、愛好者にとっては非常に見ごたえのある素晴らしいコーナーだと思います!。骨董的価値の高い楽器から、現在でも(ビンテージとして)第一線で使われ続けている名機など、いわゆる “本物”を見る機会が少ない若いキーボーディストにとってはいい勉強にもなるかもですね。
 
 
 どんなにソフトが進化したとしても、こういったハードウェア機材は色あせることなく存在感を放ち続けると個人的には感じます。本博物館には電子楽器/鍵盤楽器に限らず世界中の珍しい楽器が数多く揃っているので、家族連れとかでも楽しく鑑賞できると思いますよ。

 
 なお本館には他にも様々な種類の楽器コーナーがあり、古典鍵盤楽器コーナーは別記事にしてみました。よろしければ読んでみてください。
 
 
 関連記事:「浜松市楽器博物館に行って来たった!(2017年4月某日) ~古典鍵盤楽器編

 
 
 

個人的かんそう

 意外に感じたのが、YAMAHA MONTAGE(2016年)やreface(2015年)など比較的新しいものも展示されていたこと。評価が固まっていると言うには若干時期尚早的な、最近の電子楽器を展示品として取り入れるのは勇気のいることだと思うのですが、逆に考えると、今後も展示品が流動的に入れ替わる可能性もありえますね。忘れた頃に再訪するとまた異なった展示品を鑑賞できるかもしれません。
 
 
 なお情報(および展示楽器)は2017年4月下旬現在のものです。最新の情報はホームページ等からご確認ください。
 
 
 
 関連記事(展示してあったキーボードたち):
 「Roland SYSTEM-700 ~国産初の大型モジュラー・シンセサイザー
 「MOOG Liberation ~重くてゴツい “ショルダー・シンセサイザー”
 「KORG(京王技術研究所) 試作1号機 ~国産初のシンセサイザーともいえる電子…
 「ARP 2600 ~MOOGと双璧を成したセミ・モジュラー・シンセの銘機
 「KORG M1 ~【前編】世界中で記録的大ヒットしたワークステーションタイプ・シンセサイザー
 
 
 

アクセス方法

JR浜松駅北口より徒歩10分

浜松市楽器博物館_チケット売り場およびクローク

 駅から「歩く歩道」などを使って移動すると楽です。エントランスはこちら。クロークで荷物を預けることもできます。
 
 
 
 
浜松市楽器博物館
〒430-7790 静岡県浜松市中区中央3-9-1
http://www.gakkihaku.jp/
TEL:053-451-1128
営業時間:9:30~17:00
入館料:大人800円、高校生400円、中学生以下無料、高齢者(70歳以上)および障害者手帳所持者 無料
休館日:
 毎月第2・4水曜日(祝日の場合は翌日、8月は無休)
 館内整理・施設点検日
 年末年始、  その他臨時休館日

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