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ピアノ 音楽

ピアノにとって最適な温度・湿度とは?

2018/01/05

 僕はイタリアが好きで行ったりするのだけど、“日本とは空気が違う”と感じる時があります。単にイタリアの雰囲気に酔っているだけかもしれませんが(笑)、やはり日本に比べ湿度が低いようで、季節を問わずカラっとした空気を感じることができます。
 
 
 

ちょっとうんちく

 あまり知られていませんが、ピアノはその地域の環境に対応させて作られています。つまりヨーロッパ製のピアノはヨーロッパの気候に、日本製は日本の気候に適するように作られています。また輸出用のピアノは、輸出先の国(地域)の気候に合わせて作っています。
 
 
 ピアノは普通屋内に置くので、ここでの気候というのは大まかに気温と湿度のことです。では、ピアノにとって最適な温度・湿度というのは具体的にどの数値あたりなのでしょうか。
 
 
 

最適な温度と湿度

 一般的な日本産ピアノであれば、年間通じて室温20度、湿度50% が適切な基準とされています。
 
 
 「私の知り合いの調律師さんは湿度60%と言っていたような…」という人、それも間違いではないかもしれません。実はその時の室温によって、適切な湿度は変化します。室温が低い冬には湿度は若干高め(60%前後)、夏には若干低め(40%前後)になるということです。
 
 
 湿度計はホームセンターなどで比較的安価がものが購入できますが、一般に高価なものほど精度は高いです。正確な湿度を把握して厳密に管理したいという人は、そういった高精度の湿度計を購入することをお勧めします。以下製品は参考までに。
 

 
 
 
 
 まあざっくり日本の場合、夏(6月~9月)は除湿、冬(12月~3月)は加湿、ぐらいでも覚えておけば、何もしていないよりかはずっとピアノにとって良いと思います。狂いが少なくなり、結果寿命も延びます。ピアノのコンディション作りのために、他にも留意しておいた方がいいポイントを挙げてみましょう。
 

・直射日光は避ける
 →特に夏季では乾燥が進み、本体のひび割れやチューニングの狂いにつながることもあります。

・台所の近くにはなるべく置かない
 →調理時の油分や煙がピアノに付着する恐れがあるため。また湿気もピアノ内部の劣化を早めます。

・ヒーターやエアコンの直風を受ける場所には置かない
 →急激な温度or湿度の変化はピアノにダメージを与えます。内部で結露が起こるとそこからカビ・サビの発生にもつながります。

 

 

まとめ的な

 人間の環境で考えると、「夏のジメジメ」「冬の超カラカラ」「極度の寒暖差」「長時間の密閉状態」とかは体に少なからずダメージですよね。ピアノも生き物だと考えて、できる範囲で快適にしてあげればよいと思います。陽気の良い日には窓を開けて、心地よい風を部屋内に通してあげたり、グランドピアノだったら天板全開にしてしばらく置いておくとかするとよいと思いますよ(弾く弾かないは別として)
 
 
だいいち「長時間の密閉状態」とか、僕だったら発狂するわー(笑)
 
 
 関連記事:「わが家のピアノと加湿器と

 

 

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