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音楽

太陽系惑星的なシンセサイザーでセットを組んでみたら… ~ネーミングの妙

2018/02/16

 特にシンセサイザーにおいて、機種名(モデル名)に愛称が含まれているものってありますよね。そもそもシンセ自体が “小宇宙的”なイメージで捉えられることもあるためか、宇宙・天文に関する単語もしばしば見受けられます。
 
 
 そこでふと、「これ(シンセの愛称)で太陽系の惑星、全部いけるんちゃう?」と思ってしまったので実際調べてみました。これ書いてるの正月ですし、ヒマ人とか言わないでね(笑)
 
 
 

水星(Mercury)

「TC WORKS Mercury・1」
 

TC WORKS Mercury・1

 
 2001年発売。Windows98(MacならOS 8.6辺り)時代のソフト・シンセです。太いサウンドが特徴のモノフォニック・ソフト・シンセサイザーであり、VST2.0対応のシーケンサーで利用可能でした。価格は当時20,000円(税抜)。うーん、これは今となっては入手困難かもしれません。。
 
 
 

金星(Venus)

 なし。アコギならあったのですが。。残念。
 
 

地球(Earth)

「E-mu Planet Earth」
 

E-mu Planet Earth

 
 2001年発売。定価は99,800円(税抜)。E-muお得意の1Uラック音源モジュール・シリーズの一つでした。エスニック/ワールド・ミュージックなどで使用される民族楽器サウンドを数多く収録しています。
 
 関連記事:「E-mu Planet Earth ~世界中の民族楽器を収めた音源モジュール
 
 
 

火星(Mars)

「Roland Promars」
 

Roland PROMARS

 
 1979年発売。198,000円。ローランド初のポリフォニック・シンセサイザーであるJupiter-4と同時期に発売されたのですが、モノフォニックゆえにJupiter-4の影に隠れ、いまいち存在感が発揮できず消えていったイメージです。生産数も少なく、今市場に出たら相当なレア物です。
 
 
 関連記事:「Roland PROMARS ~モノフォニックながら重厚なサウンド作りが楽しめた70年代シンセ
 
 
 なお2015年に、ローランドAIRA・SYSTEM-1のPLUG-OUTとして復刻しました。こちらはまだまだ現役ですね!

Roland PROMARS plug-out
 
 
 

木星(Jupiter)

「Roland Jupiter-8」
 

Roland Jupiter-8 
 ローランドのJUPITERシリーズといえば「Jupiter-4」が初出なのですが、知名度とシンセ界への貢献度?の点から、独断と偏見でJupiter-8を選ばせて頂きました。
 
 
 Jupiter-8は1981年発売、当時の定価980,000円。名前から察する通り8音ポリフォニックです。特にパッド音色やブラス音色は非常に上品な出来で、35年以上経った現代の音楽でも使いどころがあるといえるでしょう。間違いなく国産シンセの名機といえる一台です。なおMIDIは標準では未実装でした。
 
 
 

土星(Saturn)

「Roland SA-09 SATURN」
 

Roland SA-09 SATURN
 これはちょっとマニアックかもしれません。1980年に発売された、1VCOのアナログ音源方式のオルガン・シンセサイザーです。当時の定価は109,000円。上記のJupiter-8にも使われていたカラフルなボタンが印象的です。
 
 
 パーカッシブ系とオルガン系のエンベロープをセレクトし、8'、4'、2'、1'のフィート別ミキシングと4つのトーンセレクターを組み合せるだけで、ピアノ、オルガン、ストリングス系などの多彩な音作りが可能というものでした。44鍵仕様というのも珍しかったですね。
 
 
 

天王星(Uranus)

 残念ながら鍵盤楽器・電子楽器では該当するものがありませんでした。とはいえギター用コンパクト・エフェクターとしては、バルバロッサというメーカーのオーバードライブ「URANUS(ウラノス)」というものがあります。かなりの高級ブランドらしく、BOSSあたりのオーバードライブの3~4倍はしそうな価格設定なんですね。。
 

uranus
引用元: Baebarossa ホームページ <http://newtool.jp/31_br_products/51_costom_eff/uranus.html>
 
 
 

海王星(Neptune)

「KORG TRITON」
 

KORG TRITON

 
「Neptune」そのもののシンセはありませんでしたが、海王星の第1衛星かつ海王星最大の衛星である「トリトン(Triton)」が近いですね。そもそもギリシャ神話の海神・ポセイドーンの息子「トリートーン」からのネーミングです。
 
 
 これはKORGの非常に有名なシンセサイザー(ワークステーション)シリーズ「TRITON(トライトン)」で決まりですね。
 
 
 
 

所感的な

 Venus(ヴィーナス)が無かったのは意外でしたが、予想通り結構揃いましたね。。そしてローランド率が高い! 1980年前後のローランドは太陽系を見据えて商品開発を行っていたのかもしれません(笑)
 
 
 

余談的な

 上記の “太陽系軍団”でライブ・セットを組むと仮定した場合、「マスターキーボード(88鍵ピアノタッチ)」はTriton ProXで決まりでしょう。他はアナログ系のシンセが多いので、コの字型に取り囲んで、曲に応じてソロを弾き分けるといった感じでしょうか。もちろんJupiter-8は8音ポリなので、シンセ・パッド等で分厚く弾きますよ!
 
仕上げにE-mu Planet Earthでエスニックな味付けをする、みたいな(笑)
 
 
 
 関連記事(検証してみたシリーズ):
 「キーボード/シンセサイザーで “虹の七色”をコンプしてみたら… ~カラーリングの妙
 「電子楽器の名前でA1~Z1まで全て存在するか調べてみた ~みんなの説的な

 

 

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