キーボーディスト、脱初心者を目指す

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初ライブ回顧録 ~若かりし頃の思い出

2018/11/25

 

 

 さて自分が最初にやったライブはどんなだったかな、と思い出してみたら、驚くほど当時の情景がスラスラ出てきました。今から20年ほど前のことですが、いまだにメンバー全員の顔・名前も正確に出てきます。今頃皆どこにいるのやら。。
 
今回はただの個人的な思い出話ですが、もしよろしければお付き合いください。
 
 
 

初めてのバンド!

 生まれて初めて組んだバンドは全て職場の仲間で構成されていました。社会人になってバンドデビューというのも遅いですね。。しかも当時僕は鍵盤経験ゼロでした。
 
 
 その職場(ギター工場)もわずか入社3ヶ月でメンバー全員リストラに遭い、一度もライブをやることもなくバンドは自然消滅します。スタジオに入ったのも2回程度だったと思います。
 
 
 そのためにせっかく買ったシンセ(約18万円)もこれじゃ悲しい。。と思い、フリーターをしながら次のバンドを探し、運よくすぐに見つかりました。メンバーも皆近い年齢層で、純粋に友達が増えたというのもうれしかったです。
 
 
 

初めてのライブ!

 人生初ライブは、その2番目に参加したカバーバンドでです。独学で鍵盤演奏を学び始めて3ヶ月頃の時期でしょうか。
 
 
 その時は雑多な選曲で、キャロルの「ファンキー・モンキー・ベイビー」や、ルベッツの「シュガー・ベイビー・ラヴ」(→実際は布袋寅泰がカバーしたバージョンがベース)とかやったのを覚えています。どれもロックな選曲でもって、今思うと、ギタリストの好みをごり押しされた感じですね。。
 
 
 場所は忘れもしない、長野県の山奥に位置する白いペンション、その名も『森の音楽家』。泊まり込みでのライブでした。ライブ以外の時間帯は出演者全員でビンゴなどをやったりして相当楽しかったですね。女子もいっぱいいました!(ここポイント)
 

ペンション「森の音楽家」
 ↑当時の雑誌広告
 
 
 
 20年以上前の話だし、現在(2017年)はもうないだろうと勝手に思っていたけどありましたね。山奥というかちょっとしたリゾート地といった感じです。避暑地であり周りにはいい意味で何もないので、夏に音楽合宿なんかやるのにうってつけだと思います。
 


 
 
 
 

よくよく考えたら何故ペンションでライブ?

 ライブ会場というか演奏したのはペンションの若干広めの部屋(12畳程度)で、ちゃんとしたPA設備もステージ(段差)もなし。当然DI(ダイレクト・ボックス)もなし、モニタースピーカーもなしで、いわゆる外音用スピーカーで自分の音を確認していました。
 
 
 このように “ないない尽くし”の状況でしたが、当時は「そういうもんなんだ~」と納得していました。今考えると、ライブ会場というかただの大部屋といった感じでしたね。観客は演者のみ約15名です。
 
 
 今だったら、「こんな場所でやるの~!?」とテンションだだ下がりかもしれません。いや思っていてもゼッタイ口には出しませんよ!
 
 
 それでも、全身の汗という汗が出て、めまい・動悸の嵐の中、緊張しまくりの初ライブだったことを記憶しています。演奏終了後に用意された夕食会の食事がまるっきり喉を通らなかったですね。

 

 

 

つぶやき的な

 今でもライブ開演前は緊張しますが、終わってしまったら解放感いっぱいになるので、打ち上げの食事がのどを通らないなんてことはないですね。終演後も緊張MAXが続いていた当時の僕は、今考えても尋常じゃなかったと思います。
 
 
 なにぶん僕も若かったので、演奏前は「ライブなんてやったらモテて困るかも」という幻想を持っていましたが、見事に壊されました(笑)。世の中甘くなかったですねー。そんな感じで、思い出深いデビュー戦でした。
 
 
 

【2017年6月追記】

 前述のペンション『森の音楽家』はこの20年間で改装されたらしく、HPで見た限り非常に綺麗になってますね。入口も変わってますし、音楽スタジオ(ホール)の設備もおそらく新しくなっていると思います。上記の(設備に関する)エピソードはあくまでも20年前の話ということでご参考までに。。

 森の音楽家公式HP →http://www.morion.jp/

 

 

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