キーボーディスト、脱初心者を目指す

ピアノ、シンセサイザー、オルガンとか鍵盤楽器もろもろ。関係ない記事もたまにあるよ

ヒント集 音楽

シンセ・ソロ時の左手を考える! ~かっこいい左手の有り方は?

2018/11/25

 

 

 キーボードは楽曲によっては必ずしも終始両手で弾かなければいけないということはなくて、実際、シンセでソロを演奏する時などは左手は何も弾かないことが多いです。
 
 
 とはいえこの時の左手の手持ち無沙汰感はいったい何なのでしょう。。だらんと腕を下ろしているとやる気がなく見えてしまいがちですし、どうにかカッコよく見せられないかと僕も毎回試行錯誤してたりします。皆さんはどうしているのでしょう。
 
 以下、若干無理やり感がありますが、いくつか考えてみましたよ。
 
 
 

鍵盤楽器の側面(サイドパネル)をつかむ

 これは実際僕が無意識のうちによくやる行動です。「つかんでいる」という行動が、個人的には(右手の動きに)集中を与えてくれるような気がします
 
 
 

鍵盤上に(静かに)乗せておく

 これが一番無難といえば無難。でもシンセ・ソロの場合はモノフォニックの音色を選ぶことが多いし、下手に鍵盤を触ってしまったら肝心の右手のメロディ・ラインが途切れるという大事故につながります(笑)。発音させないようくれぐれも注意しましょう。
 
 
 

ツマミ、ホイール類に(とりあえず)添える

 必然性があればもちろんそれにこしたことはないのですが、別にコントローラーをいじる必要がないケースもあります。そういった時は、あらかじめ何も反応しない(→パラメーターが変化しない)ツマミやホイールを1つ確保しておいて、とりあえず何か操作してる感を演出してもいいかもしれません。「つかむこと」と同様、本能的に集中が高まるような気がします。
 
 
 

左腕ごとエモーショナルに動かす

 イメージとしてはシンセサイザー奏者の喜多郎さんみたいな感じです。といっても最近の若者には分からないか。。オーケストラの指揮者のごとく、感情に任せて腕(手)を宙に泳がせます。特にロング・サスティーンのパッド音色などで行うと効果的だと思います。
 
 
 その際は中途半端にやるとかえってカッコ悪いので、できれば目を瞑って、自身の音に陶酔している感じでやってください。強気が大事です。
 
 

 

 2010年にメキシコで行われた喜多郎氏のライブ映像(オフィシャル動画【kitarotv】より)。2分00秒辺りから注目して見てみてください。
 
 
 

まとめ的な

 余裕のあるプレイヤーにもなると、ソロ中に左手を客席に向かって振ったりしてる人もいますが、あれはとても僕にはムリですね。
 
 
 ジャンルにもよりますが、ファンキーなソロだと、ラッパーみたいに “拍を感じながら手も動かす”と意外とかっこいいかもしれません。皆さんも色々試してみてください。
 
 
 ちなみに僕は、進行を見失わないように左手人差し指で楽譜をなぞることがあります。これはもう何というかクソみたいな左手の使い方ですね。電車の運転士さんが運転中が行う、次の停車駅の指差し確認動作みたいな感じです。仲間うちのシャレの演奏ならまだしも、ライブでこれをやったら超絶カッコ悪いのでやめておいた方がいいでしょう。クソだわ~

 

 

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