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【書籍】『新・エフェクターの全知識』(安斎直宗著)

2017/12/01

 今回ご紹介する本は、安斎直宗著の『新・エフェクターの全知識』です。初版は2013年9月。著者の安斎さんは『シンセサイザーの全知識』という名著も書いておられ(→現在は絶版)、僕も若い頃勉強させて頂きました。その氏がエフェクターについての様々なノウハウをまとめたのが本書となります。
 
 
 表題通りエフェクターがメインの本なので、ギタリストやベーシストを主な対象としている(実際、接続例もギターが多い)のですが、DTMや音楽制作に関わる人だったら一度は読んでみることをお勧めしますよ(もちろんキーボーディストにも!)
 
 
本書の各章は以下のように構成されています。
 

第1章 エフェクターの概要
 1.エフェクターについてあらためて考えてみよう
 2.基本的な接続と使い方
 
第2章 個性豊かなエフェクターたち
 1.ダイナミクス系
 2.フィルター系
 3.歪み系
 4.モジュレーション系
 5.空間系
 6.アンプ・シミュレーター系
 7.レストレーション系
 8.マルチエフェクターとMIDI
 
第3章 実際のエフェクターの使われ方
 1.プラグイン・エフェクトVSハードウェア・エフェクター
 2.プレイヤーが知っておきたいエフェクター・セッティング
 3.エンジニアが知っておきたいエフェクター・セッティング

 
 
  例えばレコーディング・スタジオに置いてあるようなエフェクターといえば、ラックに入った数十万円のいかにも “プロ向け”といった感じだったのですが、2010年代の現代においては、コンピューター・ソフト(プラグイン)として安価かつ手軽に再現できるものが多くなってきましたね。
 
 そうは言ってもプラグインとハードウェアの「接続方法」と「使い勝手」は異なるものであり、現場やシチュエーションに応じて使い分けている人も多いと思います。
 
 
 本書はその点についても詳細に言及しており、「物理エフェクター」の電気的な解説(レベル、インピーダンス等)から、「プラグイン・エフェクター」の利点などを詳しく解説してくれています。
 
 
 それぞれのメリット・デメリットは第3章の「1.プラグイン・エフェクトVSハードウェア・エフェクター」でまとめられていますし、同じく第3章の「2.プレイヤーが知っておきたいエフェクター・セッティング」では、各パート(キーボーディスト含む)に向けたノウハウを披露してくれています。
 
 
 

個人的つぶやき

 なお本書で詳解されているプラグイン・エフェクターは必ずしも最新のものではありませんが、物理エフェクターの基礎知識や考え方を含め、とても勉強になるので(ちょっと難しいけど。。)機会があればぜひ一度読んでみることをお勧めします。
 
 
 
特に「シンセのマニュアルを読んで使い方を勉強しているのだけど、エフェクターのページ(→しかも大量ページ)がよく理解できない」という人にとっては、本書は参考書代わりになると思いますよ。 
 

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