キーボーディスト、脱初心者を目指す

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ヒント集 音楽

シールド(ケーブル)のスマートな巻き取り方ってあるの?

2018/11/24

 

 

 今回は、シールド等のケーブル類の巻き取り方についてのお話です。
 
 PAエンジニアをやっている人には常識ですね。キーボーディストも自前でいくつか長いケーブルを管理することになると思いますので、スマートな巻き取り方を覚えておいて損はないです。
 

wiring
 
 
 “ケーブルを傷めないため”、“ほどきやすくするため”などの目的があります。なお以下は一般的に「逆相巻き」とよばれるやり方です。
 

【手順】
①ケーブルの端を左手に持ち、右手で、時計回りにねじりながらケーブルを巻く。
②適当な所を左手で押さえて、1回目を巻き終わる。
③右手を反時計回りにねじりながら、ケーブルの下に巻き入れる感じでケーブルを巻く。
④1回目と同じ巻き方で巻く。以下繰り返し。

 
図解じゃなくてすみません。。m(_ _)m
現時点では一人では写真が撮れないので。。いずれ図解の写真も掲載したいと思います。
 
 
 分かりにくいですが、ポイントは③の「反時計回り」ですね。基本的に、時計回り・反時計回りを繰り返して巻いていけばOKという感じです。
 
 
 

他にも巻き取り方の種類はあるの?

あります。

「順巻き」

 同じ方向に繰り返し巻き続ける方法で、いわゆる普通の巻き方です。楽器店等で購入した新品のシールドはまず100%この「順巻き」になっています。なお普通にほどくとよじれるので、そのよじれを解消しながら伸ばしていく必要があります。
 
 

「∞巻き」

 数字の「8」の字を横にしたような形にする巻き方です。これも正しく巻けばほどいた時によじれません。一般的に保管に場所を取ります。
 
 
 
 

まとめ的な

 シールドは意外とデリケートです。特に長大なシールドの場合、無理な巻き方をすると内部でねじれが生じやすく、シールドの寿命を縮める要因となります。
 
 
 ちょっとしたコツですが、シールドをたぐる右手の動作幅(ストローク)を均一にするよう心掛けると、輪の大きさもほぼ均一になります。機会があれば意識しつつ巻き取ってみてはいかがでしょうか。
 
 
 ライブセッティングの組み立て時でも、ケーブルが「パラパラっ」とほどけると気持ちいいし、時間も取られませんね。

 

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