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1990年代 KORG 楽器・機材【Vol.〇〇】

コルグのシンセ・X5Dを手放すことになった! ~最後の動作チェック&記念撮影

2018/07/01

 先日、懇意にさせて頂いている名古屋市内のライブハウスの店長から、『遊びで使いたいんだけど、余ってる鍵盤あったら売ってくれない?』と持ち掛けられまして、長年倉庫の肥やしとなっていたKORG X5Dをお嫁に出すことになりました。
 
 
 いやー実家にまだあったんですよね、このシンセ。“コンパクトな61鍵で操作がシンプルなのが希望”とのことで、必然的にX5Dになりました。まーこんなような「いつかまた使う機会があるかもしれない」ということで処分しきれない昔のシンセがまだ家にはゴロゴロあって、このような形で幸せに処分?できるのはいいことですね。
 
 
 今回は本機を手放す直前に、動作チェックを兼ねた最後の音出しを確認した記録を記事にしてみたいと思います。なおX5D自体は既に本ブログの記事にしてあったりします。
 
 関連記事:「KORG X5D ~ヒイズミマサユ機氏ご愛用鍵盤[1995年]
 
 
 

KORG X5D

 電源を投入してしばらく読み込みの動作があります(とはいえ数秒間)。ちなみにこの画面の後に一瞬『你好』という中国語が出てくるのを確認できました(初めて知った!)。とはいえほんの一瞬なので写真に収めることはできませんでした。。
 
 

 起動画面後に最初に出てくる画面がこちら。そう、これはいわゆる「COMBINATION PLAYモード」のプリセット音色 “00:SolarFalre”ですね。
 
 

 [PROG]ボタンを押すと簡単にPROGRAM PLAYモードに変わります。上記の画面では「A00:X Piano」ですね。
 
 この頃のKORGの一般的なシンセは、いわゆる単音のプリセット音色が「PROGRAM」、それらを組み合わせた(レイヤー/スプリット)ものが「COMBINATION」と呼ばれます。
 
 
 

プリセット音色も一通り確認!

 手放す直前にチェックした音色の中で、個人的に “これは使える(かも)”と感じたプログラム音色をいくつか挙げてみましょう。あくまで個人的感想ですのでご参考程度に。
 

A01:X Piano …汎用性の高いピアノ音色。シンセの “顔”とも言えるプリセット1番目!
A08:Xanalog …アナログシンセパッド音色
A11:Killer B …パーカッションがバリバリ効いた “デジタルハモンド”的なオルガン音色
A16:Upright …ウッドベース音色。ジョイスティックで変化させればよりリアルに!
A21:Funky Rhodes …ローズ(エレピ)の音色。文字通りファンキーな曲に合いそう
A22:AnaStrings …ストリングス音色。クセがなく使いやすいそう
A23:Euro Pipe …荘厳なパイプオルガンの音色
A37:FreshWaves …ベル系音色。これまた使いやすいそう
A38:MIDI Grand …90年代っぽいピアノ音色
A41:M1 Piano …もはや説明不要のM1ピアノ。アタック堅いです
A42:DynoStrings …ストリングス音色。音像がしっかりしておりオケでも抜けてきそう
A62:Cello Ens. …チェロ・アンサンブル。厚みがあって結構リアル
A71:Super BX-3 …同社のコンボオルガン「BX-3」ぽい音色。音は派手め
A87:Arabesque …パンフルート音色。深いリバーブとディレイが掛かっているが調整すれば結構使える(と思う)

 
 こんなところでしょうか。今から20数年前の低価格クラスのこのシンセで、ここまで鳴ってくれるというのは改めて驚きました。まあ使い所が微妙な、気持ちの悪いモジュレーションが掛かっているプリセット音も結構あったのですが(笑)
 
 
 音色エディットも [EDIT]ボタン一発でエディット・モードに入れるので使いやすいですね。PITCH EG、VDF、VDA EG、モジュレーションなどが割と簡単に調整できるので便利です。使いにくい音色はエディットして “使える”ようにしましょう!
 
 
 

ギャラリー(記念さつえい)

 よく使うボタン類はパネル中央に配置。“光る丸ボタン”といえば同社のM1譲りと言えるでしょう。
 
 

テンキーも装備。スピーディーな音色選択など結構便利に使えます。
 
 

鍵盤部を下から覗いた画像。裏面は真ったいらですね。
 
 

 リアパネルには、MIDI端子の他にもコンピューター接続用の「TO HOST」端子も装備。Macintosh、IBM PC(互換機)、NEC PC-98などとダイレクトにつなげることができました。
 
 

 フロント左端にはヘッドフォン端子(ミニプラグ)も装備されています。これ何気に便利設計ですねー(→使いやすい位置)

 

 

 

チェックを終えて

 今回のコルグのシンセサイザー・X5Dといえば1995年発売、発売当初の定価は99,800円でした。当時としてはパソコンとの連携もよくてGM音源も内蔵した「DTM音源」としての用途から、その軽さを生かした「ライブ使い」まで幅広く使用されヒットしましたね。
 
 
 今回出音をチェックしての率直な感想が “意外といい音するじゃん!”といったところ。もっとショボいのかと思いこんでましたコルグさんごめんなさい(汗)。というわけでライブハウスの店長さんにも便利に使ってもらえることを祈っております。
 
 
 関連記事:「KORG X5D ~ヒイズミマサユ機氏ご愛用鍵盤[1995年]

仕様(KORG X5D)
■鍵盤:61鍵
■音源方式:aiスクエアシンセシス・システム
■最大同時発音数:64音(ダブル・モード時32音)
■波形メモリー:PCM 8Mバイト
■プログラム数:ROM:128プログラム+8ドラム・プログラム
        RAM:100プログラム+100コンビネーション
■エフェクト:47種類(完全独立2系統デジタル・マルチエフェクター)
■外形寸法:900(W)×83.4(H)×254.2(D)mm
■重量:4.5kg
■発売当時の価格:99,800円
■発売開始年:1995年

 

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