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【キーボードスタンド】 楽器・機材【Vol.〇〇】

【Vol.308】CLASSIC PRO KST10X/KST20X ~安くて軽くて安定!の定番キーボードスタンド

2018/02/17

 今回はCLASSIC PROのキーボードスタンド・「KST10X」「KST20X」を取り上げてみたいと思います。同ブランドのキーボードスタンド・KSTシリーズといえば、非常にお手頃な価格の割に作り(安定性・高さ調節のしやすさ)はよろしくて、X型スタンドの定番と言っていいモデルだと思います。
 

CLASSIC PRO KST10X/KST20X 
 
 KST10Xは支柱が1本のシングルタイプ、KST20Xは2本のダブルタイプとなっていて、安定感や耐荷重性において若干の相違点がある他は、基本的な操作感・使用感はほぼ同じですね。
 
 
 

高さ調節について

 スタンド中央の「シルバーの歯車」部分はギア構造になっていることが確認できます。好みの高さに調節した後、このギア(歯)をしっかりと噛み合わせた上で中央の大きなハンドルを倒して固定させます。
 
 
 これは初見でも高さ調節がしやすく、非常に分かりやすい設計ですね。ただしこのギア(歯)の固定にはちょっとだけコツが必要で、最終的にハンドルを締める際、このギアが正しく噛み合っていることを確認してください。このギザギザがうまく噛み合っていないと演奏中にずれるので要注意(→経験済)。
 
 
 このギアの歯の間隔は非常に細かいため、ありがちな「全○ポジションに高さ設定可能」とかではなく、実質的に無段階の高さ調節が可能といったところですね。座奏でも立奏でも対応します。なおライブ時などに持ち込む際は、あらかじめ油性マジックやビニールテープなどで、ちょうどいい高さになるようにマーキングをしておくことをお勧めします。
 
 

 

サウンドハウスさんから提供されている公式動画

 

 

結局KST10XとKST20Xのどっちの方がいいの?(個人的感想入り)

 KST10Xの耐荷重は約45kg、KST20Xの耐荷重は約50kgとなっていて、これは実質的な耐荷重の差はほとんど無いと言っていいでしょう。この数字だけ見れば30kg近くのピアノ鍵盤を乗せようがどちらも余裕のよっちゃんです。
 
 
 ただし演奏者側としては「安定感を感じられる見た目」というのもスタンドに求める性能の一つだと思います。縦方向(上から下)の荷重に対しては強いかもしれませんが、手前方向(つまり手前⇔奥)への力が不意に加わってしまった場合、安定性に関してはやはりデュアル支柱の方が若干高いのではと感じます(※実際に計測実験を行ったわけではないので断定はできませんが)。
 
 
『演奏中にエキサイトして小突いちゃったりして鍵盤が倒れたらどうしよう…』
 
などという心配に囚われてライブ演奏に臨むくらいだったら、最初からKST20Xの方を選ぶことをお勧めします。もちろんそういったアクシデントがある程度想定されるケースにおいては、鍵盤(あるいはスタンド)の接地面に滑りにくくするための素材を貼る等、さらなる対策をしておくとよいと思います。
 
 
 そして本体重量もポイントですよね。KST10Xで3.2kgKST20Xで4.7kgあります。スタンドの重量と安定性はほぼ比例するというのが僕の見解であり、軽ければよい・重ければよいというのは一概に言えないのですが、頻繁に運ぶことを想定している人だったらこの重さも考慮してよいでしょう。
 

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つぶやき的な

 貸し音楽スタジオやライブハウスの “無料貸し出しスタンド”としてよく出てくるのがこの機種ですね。もちろん僕も使ったことあります。取り扱いが簡単で安定性も必要にして十分。今どきの61鍵シンセなど軽い鍵盤を乗せる分にはKST10Xで全く問題ないでしょう。20kg前後のピアノ鍵盤を乗せる際は、(個人的には)KST20Xの方が安心できるといった感じ。
 
 
 また、いわゆる楽器店が販売する『シンセ初心者向けセット』(→シンセ本体+ スタンド、ペダル、小型アンプ等)に含まれるスタンドとしてもしばしば目にしますね。上記の初心者向けセットだったら、全くのノーブランドよりもCLASSIC PROを選んだ方が信頼できると思いますよ。
 
 

仕様(KST10X/KST20X)
■X型キーボードスタンド ※KST20Xはデュアル構造
■色:ブラック
■高さ調節:無段階
■本体重量
 KST10X:3.2kg
 KST20X:4.7kg
■耐荷重
 KST10X:約45kg
 KST20X:約50kg
■高さ:100cm
■奥行:40.5cm

 

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