キーボーディスト、脱初心者を目指す

ピアノ、シンセサイザー、オルガンとか鍵盤楽器もろもろ。関係ない記事もたまにあるよ

HAMMOND 楽器・機材【Vol.〇〇】

【Vol.6】HAMMOND XM-2 ~お手頃ハモンド[2006年]

2018/05/14

 今回ご紹介するのは、かつて自分もユーザー(オーナー)だったHAMMOND(ハモンド) XM-2というオルガン音源モジュールです。発売は2006年10月、価格は105,000円でした。

 

HAMMOND XM-2
 
 
 
 当時の僕のシステムの中では、それまでのオルガンモジュール(Roland VK-8M)を押しのけ、長年ラック型オルガンのエースに君臨していた機種です(笑)。昔、友人のライブで使われている音を聴いて、『これはいい音!』と思い自分も購入を決めました。
 
 関連記事:「Roland VK-8M ~ローランド渾身のオルガンモジュール [2003年]
 
 
 

仕様とか特徴とか

 XM-2は、HAMMONDのコンボオルガン「XK-3」の真空管プリアンプ部を除く音源部を、そのままコンパクトなボディに収めたもので、1Uにすっきり収まってます。スタジオ常設のシンセに入っているオルガン音色は使いにくいので、セッションとか練習とかにとりあえず持っていって便利に使ってましたね。
 
 
 関連記事:「東京事変コピーバンドライブ回顧録(映像あり) ~@名古屋・鶴舞DAYTRIP [2012年1月]」 →このライブのオルガン音源としてXM-2を使用
 
 
 
 1Uのオルガンモジュールといえば、以前本ブログ「E-mu B-3 ~E-muが作ったジョン・ノヴェロ仕様オルガン」で紹介したB-3というのもありました。どちらも実機のみでは演奏中のドローバー変化は難しいのだけど、このXM-2には別売のコントローラー「XMc-2」(定価30,450円)なんかも用意されていて、ドローバーコントロールなどが後付けで可能になります。カラーリングも合わせてますね。

HAMMOND XMc-2

XMc-2

 またXM-2本体の背面にはMIDI INが2系統用意されていて、XMc-2にも用意されたMIDI IN端子と合わせれば、3台の鍵盤を接続することも可能になります。つまりアッパー/ロワー/ペダルですね。

 

スポンサーリンク

 

 

 

純正エクスプレッションペダルについて

 オルガンならではの抑揚を付けた演奏表現に必要な「エクスプレッションペダル」ですが、本機対応の純正ペダルは以下3つのラインナップがあります(2017年末現在)。いずれもハモンドオルガンだけでなく、一般のキーボードでも使用可能。
 

EXP-20

 軽量で安価なモデル。ペダルとケーブルは直付け。

→ サウンドハウスで「HAMMOND EXP-20」の価格をチェック

 

EXP-50

 安定性の良い重量級ボディと深いストロークで、オルガン演奏に最適。ペダルとケーブルは直付け。

 

EXP-50J

 割と最近発売されたモデル。操作感はEXP-50とほぼ同じですが、ペダルとケーブルが取り外し可能になっています。

 


レスリー・スピーカーとの接続とか

 本機の素晴らし過ぎるところは、8PINレスリー端子が装備されていること。もちろん本体内にもレスリーシミュレータは内蔵されていて、ペダルでSLOW/FASTの切替が可能なんだけど、やっぱり本物レスリー持ってたら直で制御・発音させたいですよね。
 

→ サウンドハウスで「HAMMOND LC8-7M」の価格をチェック

 
 
 あと、僕は試したことがないのだけど、HAMMOND XB-2(バージョン2以降)のオルガンでは、本機とMIDIで接続するだけでドローバーなどのコントロールが鍵盤側から行えるそうです。
 
 
 

まとめ的な

 僕のように重いオルガン鍵盤を運べない環境においては、この手の本格的オルガンモジュールというのは非常に重宝します。いまどきのソフトシンセ・オルガンでもいいけど、本家HAMMONDのハード音源が気になるオルガン弾きの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
 
 
 なお、僕はこのオルガンモジュールの持つポテンシャルをさらに生かすべく、のちにレスリー・スピーカー(Leslie 2101mk2)も購入しました! 本機の倍以上の値段だったんだよねー。そちらのレビューはまたの機会で。余談ですが、レスリー接続専用ケーブルって結構高いんだよね。。
 
 
 
 関連記事(ハモンドスズキ オルガンシリーズ):
 「HAMMOND XB-2(その1) ~ファースト・オルガン回顧録 [1991年]
 「HAMMOND XB-5 ~可搬性に優れた90年代の2段鍵盤・ハモンド [1992年]
 「HAMMOND XB-1 ~XB-2の6年後に登場したハモンド直系デジタル・オルガン
 

仕様
■最大同時発音数:61音
■トーン・ジェネレーター:96デジタル・トーンホイール
■ドローバー音色:アッパー/ロワー3波形、ペダル4波形
■パーカッション:セカンド、サード、ファースト、ソフト
■内蔵メモリ:128パッチ
■エフェクト:内蔵レスリー、ビブラート&コーラス、デジタルオーバードライブ、イコライザー、リバーブ
■外形寸法:396(W)×50(H)×172(D)mm
■重量:1.8kg
■発売当時の価格:105,000円
■発売開始年:2007年頃

 

関連記事および広告

関連記事および広告


-HAMMOND, 楽器・機材【Vol.〇〇】