キーボーディスト、脱初心者を目指す

ピアノ、シンセサイザー、オルガンとか鍵盤楽器もろもろ。関係ない記事もたまにあるよ

2000年代~' Roland 楽器・機材【Vol.〇〇】

アコーディオン! ~Roland「Vアコーディオン」についても

2018/07/01

 今回はアコーディオンについてのお話です。アコーディオンといえば、個人的には小学校の時の合奏コンクール(およびその練習)で弾いたのが最初で最後の経験であり、普通の人ならばそれ以来弾いてないという人も多いのではないでしょうか。ええ僕もそうです。。
 
 
 なお、いわゆるキーボーディストがライブにおいてアコーディオンを演奏することは珍しくないです。今時のシンセでもそれっぽい音色が入っているものもあるのですが、その存在感や、独特の演奏スタイルなどから本家の方が好まれることもあると思います。
 
 
 僕は2011年に名古屋ブルーノートにジョー・サンプルのライブを見に行ったのですが、彼はセットリストの半分近くの曲でアコーディオンを演奏していました。クルセイダーズ時代のように、御大がRhodes(ローズ)をばりばり弾く姿を期待していた僕は、若干肩透かしをくらった感じでしたが。
 
 
 そんなわけで、キーボーディストの守備範囲に入ると思われるこのアコーディオン、ちょいと色々書いてみましょう。
 
 
 

一口にアコーディオンといっても…

 実に様々なメーカー、モデルが存在します。調べてみたら、ヨーロッパを中心に非常に多くのアコーディオンメーカーがあるのですね。国内では(2000年代中頃から)、シンセサイザーで有名なRolandが「Vアコーディオン(電子アコーディオン)」を市場に投入していることによって、近年新たに始める人も多いと聞いています。
 
 
 

鍵盤タイプについて

 発音構造等はここでは省略しますが、鍵盤タイプ(コントローラー)が全く異なるものが2つ存在するので、そこは言及しておきたいと思います。
 
 

ピアノ鍵盤タイプ

 見た目は一般的な白と黒の鍵盤であり、他の鍵盤楽器に慣れ親しんだ人にとっては取っつきやすく、演奏技術もある程度はそのまま応用することができる。
 

Roland FR-3X

Roland FR-3X

 

ボタン(クロマティック)タイプ

 鍵盤が丸いボタンに置き換わったようなタイプであり、鍵配置も独特(→鍵の配列が一直線ではなくジグザグになっている)。ギターのように指のかたちを変えずに移調できるという利点があるが、広音域のグリッサンドやレガートは演奏しにくいという欠点も。
 

Roland FR-3XB

Roland FR-3XB

 
 
 
 ピアノを習い続けてきた人にとってはボタン式は一見とっつきにくい印象を受けるのですが、慣れれば移調もしやすいし、鍵が密集して配置されているので手の小さな人でも演奏しやすいといったメリットがあります。通常の鍵盤の演奏経験が全くない人が、一からアコーディオンを始めたい!となったら、あえてボタン式で始めるのもいいかもしれません。
 
 
 

左手のボタンについて

 小学校の頃のアコーディオンではあまり見かけませんでしたが、ふつう本体左側には左手用のボタンが配置されています。この左手ボタンは主にベース音や和音を奏でるためのもので、100個以上ものボタンが装備されているモデルも存在します。この左手ボタンも駆使することによって、メロディ(右手)だけでなく、コードやベースも演奏することができるのですね。

 

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Roland「Vアコーディオン」(電子アコーディオン)について

 仕組みとしては、空気圧をセンサーが感知してPCM音源を鳴らしています。でもって世界中の様々な機種をモデリングして、簡単にモデルを切り替えることができます。またラインでOUTPUTできるので、マイクを立てる必要もなく(→ハウリングの心配も無用)、ライブでもクリアな音質で鳴らすことができます。
 
 
 以下、現行の代表的なモデルを挙げてみましょう(末尾にBが付いているのがボタン式です)。
 

→ サウンドハウスで「Roland FR-1X RD」の価格をチェック

 FR-1は小型で鍵盤数も少なく、ラインアップの中では初心者向けのモデルです。カラーはブラック/レッドから選べます。

 

→ サウンドハウスで「Roland FR-1XB BK」の価格をチェック

 FR-1B(ボタン式)もどちらかというと入門者向けの一台。カラーは同じくブラック/レッドから。

 

→ サウンドハウスで「Roland FR-3X」の価格をチェック

 FR-3Xは、右手37鍵を備えた中級者向けの仕様・価格設定といった感じのモデル。こちらのカラーはホワイト/ブラックの2色から。

 

→ サウンドハウスで「Roland FR-3XB」の価格をチェック

 FR-3XB(ボタン式)。カラー展開は同じくホワイト/ブラックの2色

 

 あとこの他にも「FR-8X」「FR-8XB」という上位モデルがあるのですが、いずれもちょっと高価(実勢価格60万円以上)ということで、今回画像等は割愛させて頂きます。これらVアコーディオンを改めて調べて分かったのだけど、結構なお値段なのですね。。ちなみにボタン式の方が鍵盤式よりも若干お高めの傾向になるみたいですね。
 
 
 

個人的な要望的な

 シンセの雄・ローランドらしく、アナログシンセ系のリード音や、オルガン音も搭載してみたら面白いのではないかと思いました。アコーディオンの構造からくる独特のアーティキュレーション(各々の音の区切り方やつなぎ方のこと)でも、非常に表情豊かな演奏ができると思うからです。まー実際そんな音が出るようになったら外道などと言われるかもしれませんが。
 
 
 ちなみにアコーディオンって、複数のリードを組み合わせて音を合成するってところが、複数のオシレーターを使って音を合成する方式のシンセと、非常に似ているような気がします。
 
 
 決して安くはないですが、独特の演奏が楽しめますし、キーボーディストとしては「前に出られる、歩き回れる」楽器でもあります。ショルダーキーボード同様、パフォーマンスに力を入れたい方は購入を検討してみてもいいと思います。

 

 

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